2元1次連立方程式は、中学2年で学ぶ。その解法は、
①消去法
②代入法
これらは未知数の1つを消去することにより、1元1次方程式に帰着させる。現行の中学・高校の生徒は、この方法しか使用できない。
しかし大学初等教育により、さらに2つの解法が追加される。(他にあったらご教授ください)
③クラメルの公式
④掃き出し法
③④はともに行列・行列式の知識が必要である。ときおりYouTubeに高校受験向けの動画で、これらの方法を紹介している。
使うのは結構だが、個人的には答えのチェック程度に使ってほしい。中学生には工夫することにより未知数2つが1つになるということに感動してほしいため、これらのテクニカルな方法を使うべきではないと思っている。中学ハイレベルの生徒ならよいと思う。
当方、高校物理が専門だが、運動量保存則や回路方程式で③④をよく使います。先程も述べたようにテクニカルだけど、解けると快感です。