「ふりむけば日本海」

🎸♬🎶
北へ急ぐ女(ひと)も
西へむかう男(ひと)も
みんな背中に 夢を
ひとつずつしょっている
だけどおれはひとり
あてもなく 海ぞいの町をゆく

帰りたい 帰りたくない 迷う心で
ふりむけば 日本海
海鳥の歌も きこえない



🚞窓いっぱいの日本海

(山陰本線 余部〜浜坂 辺り)

























🎸♬🎶

五勺の酒に酔って

故郷(くに)の唄をうたえば

寒い町にも ぽつんと

あたたかい灯がともる

なぜに こうまで 意地を

通すのか 時代に背を向けて









🎸🎶♬

信じたい 信じてほしい

あの日の愛を

ふりむけば 日本海

如月の 白い風が吹く






🎸🎶♬

きっといつかはあなたに

とどけたい こころの真実を

忘れない 忘れたくない

ふたりの夢を

ふりむけば 日本海

さすらいの胸に 陽が昇る






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「五木寛之の新金沢小景」より 

 発売:北國新聞社






🎸ラジオ関西「松原健之 こころの旅」より

(2022.10.2 オンエア)

「ふりむけば日本海」

作詞 五木寛之

作曲 五木ひろし

編曲 川村英二

(五木ひろし)