🇵🇹ポルトガルの黄金期を築いた人々。

「発見のモニュメント」には そうそうたる

この国のスターたちが船に乗り 遥か彼方を

見ている。

エンリケ航海王子 バスコ・ダ・ガマ

フランシスコ・ザビエルもいる。

🇵🇹「ベレンの塔」

ここから大海原へ乗り出した船乗りたちが

リスボンへ無事帰還した時 最初に見えるのが

この塔だった。

マリア様が彫られている。


そのバスコ・ダ・ガマ。 インド航路開拓によって

香辛料取引で 莫大な富を得た。

彼が眠っているのは その資産をふんだんに使い

300年の歳月を費やして建設された巨大な

ジェロニモス修道院。



この門をくぐるとコメルシオ広場に出る。

だだっ広い広場で 宮殿もあったらしいが

(大航海時代に巨万の富を築いたマヌエル1世の)

1755年のリスボン大地震で倒壊した。

今は何もなく テージョ川の波打ち際だった。



庶民の暮らしが見える。

それが懐かしくも温かく ちょっとレトロで。




やっぱり リスボンはこの路面電車があればこその街。



美しいアズレージョの サン・ベント駅(ポルト)

ここが見どころになってはいるが この街の何処にも

アズレージョタイルの壁のある民家を見かける。

大小の違いはあっても歴史や風景 物語などの絵。




水瓶を持ったこの女性 こちらを見ている…




ここは海辺の街 ナザレ。

昔からの漁師町で 鰯の塩焼きが名物。


ちょうどカーニバルの日だった。

もう理屈抜きで こういうのを大いに楽しみまくるという

この街の人たち。






そして ロカ岬…ユーラシア大陸の最西端。

ポルトガルの詩人ルイス・デ・カモンイスが1572年に書いた

抒情詩の一節 「ここに地が果て 海がはじまる」が

白い十字架の塔に刻まれています。

青い青い大西洋。