写真家ルッチーこと鶴岡です。






昨日、牡牛座の満月を迎えました。

今回の満月は今年の満月の中で

一番大きさが小さい満月だそうな。





去年12月の満月






月って約29日周期で地球から見える姿が変わる。

月の満ち欠けは月・地球・太陽の位置関係で変わってきます。

見える月の部分は太陽の光が当たっているところ。

満月は月と太陽の間に地球が入ってる状態です。




理科の教科書に載っていたような図






動画も貼っとく








満月の時の

月-地球-太陽

という位置関係。

月を被写体、地球をカメラ、太陽を光の位置だとすると

これ写真で言うところの




順光



の状態。

順光というのは被写体からカメラを見ると

カメラと同じ方向に光源がある状態。

被写体の真っ正面から光が当たります。

被写体-カメラ-光

の位置関係






図にするとこんな感じ。






地球から見える月の面に太陽の光が

真っ正面から当たっているので

月全体が光って見えるのです。

間に地球がありますが、

地球の影が小さいので無視できるレベルです。






順光で人物を撮るとこんな感じに



ほぼ順光です。(model ゆっきー♪







順光は形や色がカリッと写る。

ただ、時に固くなりすぎたり、

人物だとカメラの方を向くとその奥に太陽があって

まぶしくて目が自然と小さくなります。

あとメガネの影が顔に落ちたりするので

人を撮るのにはあまり使いません。








これも順光だけど、これはこれでカッコイイ感じ。







じゃあ、新月ワークでおなじみの

新月はというとこれは逆光の状態と同じ。

地球-月-太陽

の並びになる。

逆光はカメラが光と向き合う。

カメラ-被写体-光

って言う位置関係。





こんな位置関係






逆光で撮るとこうなる


ほぼ逆光状態。(model ミルキーあっこ






順光と全然違って柔らかくふんわりとした写真になる。

あと髪の毛がキラキラ光るのもポイント。

よく逆光だと暗く写ると言われている。

確かに普通に撮っていたら暗くなる。

ということは明るく撮ればいい。

明るく撮った結果が上の写真です。

明るくする方法は
こちら





月が光り輝くのは太陽という光源があるから。

月を見上げて太陽の光がどの辺から当たっているのだろうか

そんなことを妄想しても楽しい。

けど、





見上げたまま歩いて
電柱にぶつからないようにな(+・`ω・´)キリッ




安全第一です。












photo by ゆっきー♪