新しい庵室
めずらしく2本続けて投稿です。
写大ギャラリーのオープニングパーティの前に
映像学科、写真学科の先生のところにちょっと挨拶。
実は、第1期工事が終わり、新館に先生方が引っ越していたのですが、
挨拶のあと、あたらしくなった暗室を見せていただきました。
おどろいたのは最新設備のため、入り口でIDカードをかざさないと入れないそうで
今回は、知り合いの方に、入れていただき、案内してもらいました。
いままでは、数箇所の大暗室と各研究室に分かれていた小暗室を
新館3階のフロアーに一元化。
3階のフロアーに8人が同時使用できる中暗室を4つと小暗室11、カラー暗室、スタジオを集中配置。
デジタル全盛になったこの時代に、あえて数十人が同時に実習可能な
暗室群を整備したのはすごいことです。
逆に、先生方の研究室は従来の1/3程度の狭い部屋に。
ちょっとかわいそうな感じでしたね。
銀塩処理の授業を選択科目化している写真関連の大学もあると聞きますが、
工芸大は最後になっても銀塩をしっかり教えてもらいたいものです。
銀塩をちゃんと知っていると、デジタルにも役立つので、大事にして欲しいです。