ロサンゼルス(=羅府(らふ))の日系人社会の新聞による箕面自由学園ニュース

 

レインギア(雨具)を準備万端に、日本のマーチングバンドがローズパレードの瞬間を

By MIKEY HIRANO CULROSS
Rafu Staff Writer

12312025

 

 

明日パサデナで開催されるローズ・パレードの天気予報は晴れとは程遠いものの、火曜日のウォームアップ公演に臨んだ大阪・箕面自由学園高等学校の生徒たちは笑顔と興奮に満ちていた。

 

200人以上の吹奏楽部員とチアリーダーからなるこのバンドは、北米最大のパレードに参加するマーチングユニットを披露する恒例のプレイベント「バンドフェスト」に参加していた。

 

日本屈指のエリートバンド「ゴールデンベアーズ」は、圧倒的なエネルギーと完璧な精度、そして全国大会で40回以上の優勝を誇る名門チアリーディングチームで知られる。火曜日のバンドフェストでは、チームが空中宙返りや壮観な3段ピラミッドを披露するたびに、観客席から感嘆の声が漏れた。

 

「練習は大変だけど、怖くなんて全然ないんです」と語るのは、身長約137センチ、体重32キロ弱の17歳、タナカリナさん。火曜日のバンド演奏中、パサデナ市立大学の競技場を飛び回る選手の一人だった。

 

指揮者の福里大輔氏は、初めてのパサデナ訪問を大いに楽しんでいると語り、雨予報にもめげない様子だ。米国家気象局は、大晦日の夜から1月1日朝にかけてほぼ100%の確率で雨が降ると予報している。パレードが1890年に始まった以来、雨で祝祭が台無しになるのは2006年以来初めて、通算11回目となる。

 

「やりますよ、大丈夫です」と彼は満面の笑みで語った。「楽器用のカバーもありますし、日本では雨がよく降るので、雨の中を行進した経験は3、4回ありますから」

 

サックス奏者のイケガミ ヒナは、おそらく世界最高峰のマーチングバンド向け公演に出られる機会は素晴らしいが、今回の旅で一番気に入っているのは食べ物、特に地元の特産品だと語った。

 

「イン・アンド・アウト!めっちゃおいしい」と彼女は叫ぶと、近くのバンド仲間も同意の声を上げた。

 

バンドとサポートスタッフは、パサデナへの旅費を調達するため、この1年で数十万ドルを集めた。ある試算によれば、バンドメンバー1人あたり2,500ドル以上にあたる。彼らがパレードに参加するのは、グリーンバンド協会の調整によるものだ。この日本を拠点とする非営利団体は2006年以降、ローズパレードを含む国際的な舞台で演奏するため、日本のバンドを支援してきた。

 

グリーンバンドが後援するグループが公演に来るたびに、地元の芸術センターでコンサートを開催し、来場者に慈善活動への寄付を呼びかけています。これまでに山火事、竜巻、ハリケーンなどの自然災害の被災者を含む支援先へ数千ドルを寄付してきました。

 

今年、ゴールデンベアーズは1月2日(金)午後3時よりラ・パルマのジョン・F・ケネディ高校にてチャリティー・ベネフィットコンサートを開催します。これは生徒たちの貴重な経験の一部であり、忘れられない公演となるでしょう。

 

箕面自由学園もまた、南カリフォルニアで発生した今年のイートン火災およびパリセーズ火災の被災者支援活動に向け、7,000ドルの寄付を約束しています。

 

福里は、自身とバンドが感じている興奮は、アメリカの観客がライブパフォーマンス中に示す熱狂――「熱」――によって駆り立てられていると語った。

 

「ここの人々は、日本よりも、世界のどこよりも、大きな形で愛と支持を示してくれる」

 

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箕面自由学園高等学校のチアリーダーたちが火曜日、パサデナ市立大学で開催された年次バンドフェストで3段積み上げのフォーメーションを披露。1月1日開催の第137回ローズパレードに出演するマーチングバンドを紹介した。(写真:マイキー・ヒラノ・カルロス/ラフ新聞)

 

写真2

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指揮者福里大輔がローズ・コートのメンバーから出迎えを受ける。左からリヤ・グプタ、ケイコ・ラキン、リヴィア・エイミー・デ・ポーラ。

 

写真3

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ゴールデンベアーズのサックス奏者、イケガミヒナ(中央)が、パサデナ・トーナメント・オブ・ローズ名誉バンドのメンバー、左からキャシー・チャペルとケビン・ダンと、記念のローズパレードピンを交換している。

 

写真4

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バンドフェスト開催中、福里がパサデナ市立大学のグラウンドでバンドを指揮する間、空は晴れ渡り、陽射しが降り注いでいた。