初対面の二人が向き合い、いきなり撮影・・・
そこでは緊張感のある
一期一会」
の写真を撮ることが可能だ。

僕と千葉君とは何度も会っている。
彼と彼の作品との距離について、率直な意見を言ったこともある。
「友達」
になって行く過程での写真も大事だと思う。

ただし僕が今、進めているのは
「肖像写真」
スナップ写真では無い。
ユルイ写真を撮るための、シャッターは押さない。

親しい人との撮影の場合、僕はその時空にある種の
「喝」
を入れる。
その時、被写体はシャッターチャンスを僕に発する。

南雲は現在
「肖像写真」
をライフワークとして撮り続けています。
老若男女、病人から労働者、幼児、被写体を選びません。

鏡に映った自分すら分からなくなる時が人間にはあります。
「自分は何者なのか?」
それを解く、ほんのちょっとのヒントを与える・・・
それが僕の撮り方です。

広く被写体になって下さる方々を募集しています。

東京 吉祥寺にて
画家 
千葉明寛  写真 南雲賢


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