カレーを美味しそうに撮るコツは、光やカメラ設定の前に、盛り付け(具材の配置)です。
今回は、私が実際にやっているカレー写真の撮り方を紹介します。
撮影場所は、以前の記事「おうちでの撮影、どこで撮るの?」で紹介したように、テーブルの上。
こちらの記事
窓辺の自然光(+レフ板)だけで撮影しています。
カレーは料理撮影の中でも、ちょっとコツが必要な被写体です。
おいしいのに、撮るとなんだか美味しそうに見えない…ということが起こりやすいんですよね。
カレー写真はなぜ難しい?(具材の偏りと見え方の問題)
カレーを普通に食べるときのように、
ご飯をよそう
ルーをおたまでかける
…で、そのまま撮る。
これは普段食べるならもちろんOKなのですが、写真で美味しそうに見せたいときは、私はしません。絶対に。
なぜなら、それだと具材の配置バランスが整わないからです。
例えば、
ジャガイモばっかり乗る
人参だけ固まる
お肉が見えない
みたいなことが起きやすい。
実際に食べる分には問題なくても、写真にすると、どうしても「なんとなく惜しい」見え方になりやすいです。
カレーを美味しそうに撮るコツは「具材の配置」
ちょっとカレールーのパッケージ写真を見てみると、すごく勉強になります。

よく見ると、人参、ジャガイモ、お肉が、バランスよく見える位置に配置されています。
おたまで普通にかけただけでは、なかなかあの見え方にはなりません。
つまり、カレーを美味しそうな写真にするには、
撮影前の盛り付け設計がかなり大事、ということです。
私がやっているカレー写真の撮り方(自然光+レフ板)
私が実際にやっている流れはこんな感じです。
① ご飯をよそう
まずは普通にご飯をよそいます。
② 箸で具材をバランスを見ながら置く
ルーをいきなり全部かけるのではなく、先に具材を見せたい位置に置いていきます。
箸を使って、人参、ジャガイモ、お肉(あれば)の位置を見ながら、バランスよく配置します。
③ 配置が決まったら撮影台に置く
具材の見え方が整ったら、その状態で撮影位置へ。
この時点で、どこが正面か・どこを見せたいかをざっくり決めます。
④ カメラアングルを決めてから、撮影直前にルーをかける
アングルが決まったら、撮影の直前にルーをかけます。
理由は、ルーは冷えると固まって、表面に膜を張りやすいから。
先にかけて時間が経つと、ツヤ感がなくなって見えやすくなります。
なので、カレーを美味しそうに撮るなら、
「ルーをかけるタイミングは最後」がおすすめです。
カレー写真の角度(アングル)はどうする?
カレー写真の撮り方で、角度も意外と大事です。
私はまず、斜め上(45度前後)から試すことが多いです。
この角度だと、具材の立体感が出やすく、まとまりやすいです。
真上からの撮影もきれいですが、具材の配置が見えにくいと、平坦な印象になることもあります。
「どの具材を見せたいか」で、角度を変えると良いです。
※この考え方は、スマホでカレーを撮るときにもそのまま使えます。
市販ルーのパッケージ写真は、料理写真の勉強になる
今回の私の写真は、市販のルーは使っていないので、見栄えの方向性は少し違います。
それでも、料理写真を勉強したい方は、こういった食品パッケージの写真を見てみると面白いです。
「なんとなく美味しそう」に見える写真も、実はよく見ると、具材の位置、見える面積、バランス、ツヤ感など、かなり丁寧に作られています。
実は、時間と労力をかけて撮影しているんですよね。
まとめ|カレー写真は「撮影前の設計」で変わる
カレーを美味しそうに撮るコツは、カメラの設定だけではなく、盛り付けの段階にあります。
特に大事なのはこの2つです。
具材を先にバランスよく配置する
ルーは撮影直前にかける(膜対策)
料理写真は、撮る前のひと手間で印象がかなり変わります。
カレー写真の撮り方に迷ったら、まずはここから試してみてください。



