フォトブック作製マニュアル、作製代行サービス

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このブログは、iPhotoフォトブックを作製するために、その手順を詳しく丁寧に解説した作製マニュアルと、ご自分では作製しない方のために、私に作製をおまかせいただく作製代行サービス案内を掲載してあります。

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長年写真屋をやっていますので、様々な方を写してきました。


撮影してプリントするまでの間に「修整」という作業が入ります。


フィルムを使っていた時はネガを虫眼鏡のようなもので拡大し、
先を細く削った鉛筆で修整していきます。


これがなかなか難しい作業で、それなりに年季も必要でした。


ネガの上を鉛筆で少しずつなぞっていくのですが、
そのままでは鉛筆の粉がネガの上には乗りません。


のったとしてもちょっと拭けばすぐ落ちてしまいます。


そこで写真修整用のニスをまず塗り、鉛筆の粉が
つきやすくしなければなりません。


このニス塗りにも若干のコツが必要でした。


さらに、ネガですから明暗が逆転しています。


カラーの場合なら色彩も反対色になっているネガから、
プリントした時の画像を想像して必要な修整を加えます。


この判定がまた難しい。


判定できたとしても、思うように鉛筆の粉が
ネガにのってくれなかったり、のりすぎたりします。


眠くてウトウトしながら修整をしたとき、頭が
ガクッとなる度に力が入ってしまい、鉛筆が乗りすぎて
プリントした時に鉛筆でなぞった後がはっきりわかって
使い物にならず、全部修整をやり直したこともあります。


今はすべてモニターを見ながらかなり細かい所まで
修整できるので、作業は楽になりました。


簡単に大きく拡大できるので、ネガの時には
わからなかった肌の善し悪しも
実に良くわかってしまいます。


デジカメになって気付いたことのひとつが、
男女の肌の違いでした。


若い世代ではその違いはあまり感じません。


しかし年齢が高くなるにつれ、
だんだんその違いが大きくなっていきます。


60才を越えるようになって来ると、
男性の肌の方が圧倒的に美しいんです。


シミやシワはもちろんありますが、
それ以外の地肌はツヤツヤしてピンと張っている
方が多いのに対し、女性の肌はツヤもなければ
張りも無い方が圧倒的です。


女性はお化粧をしているので一見きれいには
見えますが、肌は死んでいます。


スッピンでは、とても見られたものではありません。


ではなぜ男女でこのようなはっきりした差が
できてしまうのでしょうか。


この差は女性ホルモンとかなんとかの性差
ではなく、単純にメイクをするかどうかの違いから
来るように思われます。


お化粧をするかどうかの違いです。


男でも年季の入った歌舞伎役者さんの肌は、
やはり死んでいるように、長年にわたる
お化粧が少しずつ肌を痛めている
ことは間違いありません。


ほとんどの男性は肌の手入れには無頓着
なので、結果的に良い肌を手に入れてます。


一方女性は、肌のお手入れに熱心であればあるほど、
肌をどんどん死に追いやり悪い肌を手にしてしまう。


矛盾ですね。


「腸をきれいにすれば肌もきれいになりますよ」
と私も主張しますが、一番の美肌はスッピンが作ります。


間違いありません。


ではメイクを止めてスッピンの人生を歩めますか。


「そんなことできるわけないじゃないの」
と叱られてしまいますね。


ではどうしたらいいのでしょう。


残念ながら答えはありません。


せめて化粧品の害悪を認識して、できるだけ
薄化粧を心がけ、肌に何かをつけている時間を
なるべく短くしスッピンの時間を長くする。


つまり、肌の負担をできる限り無くすようにする。


あとは腸をきれいにするなどお肌にいいことをする
(ただし、肌にはなにもつけない)。


こんなことくらいが対策でしょうか。


尻つぼみの結論になってしまい申し訳ありません。