相撲ファンの私は、1時からBS1で相撲テレビ桟敷に座っていました。

「津久井やまゆり園」事件の死刑判決の臨時ニュースが入り特番になりました。

障害者を殺傷した事件を忘れてはいません。何度もニュースになり特集も組まれていました。

「障害者は、社会のお荷物ですか?」

人として、誰でも生きる権利があります。誰もが知っていることです。

でも、現実には、そうではありません。

右半身麻痺の「障害者」になって実感出来た「世の中の目」というもの。
差別なのか配慮なのか、曖昧なオーラがあります。

「障害者になってよかったね」と言われることはありません。
「障害者になりたい」なんていうことはありありません。

「五体満足」を誰でも望むものです。
そこから生まれた優生思想が私の中にもありました。
「良くできたね🎵」と誉められて、できないことより、できることの方がいいと思って成長してきました。

「障害者」って誰のことでしょうか?
明日突然に障害者になってしまうこともあります。
他人事ではありません。

相撲を観ることより、釘付けになった死刑判決のニュース特番でした。