呼吸困難に陥り緊急入院しました。
緩和ケア病棟に入院しました。
胸水を抜いて落ち着きました。


で、、、、、、多弁なライオン丸です。


担当の先生から今後の病状について説明していただきました。
「本人にはきついことも言いますが一緒に説明を聞きますか?」と問われて
ライオン丸は「自分のことだから知りたい」と答えました。

病室で、兄貴と私とライオン丸で説明を聞きました。
これから起きるであろう症状を丁寧に分かりやすく本人に向かって話してくれました。


「僕は、、、」と自分の考えをろれつが回らない口調ですがハッキリと話しました。

「やりたいことがあったら今のうちにやっておくといいですね」と、先生のお話でした。
「痛みや苦しさを我慢しないで、何でも話して下さいね」と言ってくれました。

ライオン丸は、延命処置は望まないとハッキリ言いました。

自分のことは最期まで決めて生きたいということです。

私達夫婦が出来ることは、「見守る」ということですね。



兄貴は、「退院して来られるように部屋はそのままにしておくよ」と言いました。

ライオン丸は、気持ちが落ち着いて「腹が減った」と言いました。初めて聞く言葉です。

元気を取り戻してくれたら生きる日数が増えると思います。

読みかけの本を持って来てほしいと言いましたので、明日は本をもって来ると言って帰ってきました。


緩和ケア病棟に入院できて良かったです。

先生も看護士さんも本人に向かって話しかけてくれます。その姿勢がとても優しく信頼のおける所だと思います。

ライオン丸の表情がやわらかくなっていました。介護ではなく看護の手が必要だと思いました。