電話が鳴った。
もしもし・・・
「インフルエンザになったんだって
大雪の後に相撲なんか見に行ったり、出歩いているからとだよ!
お前は、普通の身体でないんだからフラフラしているんだから大人しくしていなさい!」
あ・あ・・・~
なんという言われようだ。
もう平熱で大丈夫だから・・・
「大人しくしていなさい!」ガチャン!
あらあら~なんということでしょう
95才のお母ちゃんは、私がインフルエンザになったと知って心配で心配で仕方がなかったのでしょう。
それにしても、普通の身体でないんだからなんてね~
麻痺のある娘を必要以上に心配するありがたい母親です。
私が旅行先から美味しいものを送ると喜んで電話をしてくれます。
裏表に授かった御朱印帳を母親に届けたら「お前が持ってろよ」といいながら大事に手元において拝んでくれているようだ。
母親の年代の考えは「因果応報」というか、自分が悪いことしたがら罰として厄が起きると思ってる。
私の身体は、厄と思ってるようだ。
だから 、、、私は吹き飛ばすように「旅行」に出かけて元気を見せつけている。
母は、脳梗塞になって麻痺の身体になったことを「母の因果」のように思ってる節がある。
不憫な娘は、何かと手に負えないお転婆で、母は心配ばかりする。
心配してもらえる幸せ者なんですね。
ハラハラしている母親には申し訳ないけど、大人しくジッとしていられない娘に育てたのは、あなたですからね~
何をしていても心配でしょうが、これからもよろしくお願いします!
お母ちゃん!