4年前、脳梗塞で右半身麻痺になり職場復帰を希望していたが60歳の役職定年退職で職場を去った。
再雇用制度もあったが「健康に問題がない」の項目があり断念した。人事担当者はあっさりと右半身麻痺の状態で出来る仕事は用意できないと言った。
コールセンターや入力の仕事なら出来ると思っていたがそのような仕事は外注にまかせていて入る余地はなかった。

その後、ハローワークの就業支援制度を使いパソコン講座を半年受けてMOS資格を習得したが、就職に活かすようことはなかった。「必ず就職できます」とパソコン講座をやっているパソコン学校はいうけれどからくりがありました。アルバイトを自分の所でさせて「就職した」形にしていました。結局、正規社員として就職できた人はいませんでした。

偶然にハローワークの障害者担当の方が児童デイサービスの仕事を紹介されました。障害者枠ではなく一般の募集枠でしたが教員免許や准看護婦免許を持っていたので採用されました。

右半身麻痺でもやっていけるか不安もありましたがスタッフの皆さんが受け入れてくれラッキーでした。

仕事をすることでリハビリ効果は抜群です。杖無しで室内は移動し、知らず知らず麻痺手を使うこともあります。子どもたちとカード遊びで発声練習をし私自信の発声リハビリとなりました。


胃ガンの手術で半年休んでしまいましたが職場復帰を快く待っていてくれました。
恵まれていると思います。


それぞれの役割をうまく担って仕事が進んでいくと「右半身麻痺」というハンデを感じることもありません。


右半身麻痺でも、働けるうちは働きたいと思うことは私の中では当たり前のことです。


「障がい者になったのに、何で働くの?」という質問の答えですよ~○○さん!