昨日のことですが、
送迎自動車が出る時に、利用者の家から電話がありました。
急病で出迎えが出来なくなったので一時的に預かって欲しいとのこと
すでに車の手配は終わり子供たちは乗り込んでいます。
仕方ないので、私が一人で看ることになりました。

ダウン症でいたずら好きのk君です。

みんながいなくなった部屋で、さぁどうするか

卓上キーボードを持ち出して自動演奏にして音楽を楽しんでいる様子
手を振りながらリズムをとっていました。
まあまあの、なんとかなるかなーーーと、一瞬思ったが、、、

やっぱりk君、ただではすみません。
キーボードを机にドンドンやりだした。
「壊れちゃうよ~ダメ!ドンドンはダメ!」
一瞬は止めるけど、ちょっとの隙にドンドンやる。

まあ~いつものことだけど・・・
手拍子したり声掛けしたり、なんとか頑張ってみました。

で、一瞬の隙にトイレに駆け込んだ。
私の動きではついていけない速さです。

トイレの便器にトイレットペーパーを投げ込んだり
脱いだズボンを投げ込んだり、やってくれました。
自分でトイレにいって排便できるのはいいことですが、、

お次は、ボールを出してボールを壁に投げてうれしそう、
が、次の瞬間、ボールをエアコンに当てている。
「ヒヤーへ~ファ、、」いたずら坊主の笑い声


30分くらいで送迎にいっていた職員が帰ってきた。
なんとか無事にバトンタッチした。

こんなことは、そんなにないと思うが
緊急の場合によってはあるかもしれない。

児童デイサービスの子供たちはいろいろな「障がい」がある。
「ダメ!」と制御する場面が日常的にある。
体力も腕力も必要になる。

「看護職」としての仕事をすることで採用されているが
子供たちには、みんな「大人の先生」なんです。
遊んで欲しいし、自分をみてほしいと思っている。
日々格闘でトイレの世話と「ダメ!」の連発です。

右半身麻痺の我が身の体力が問題だ!
できることと出来ないことがあります、
仕事をすると否が応でも「できないこと」を自覚する事になる。

「できないこと」とどう向きあっていくか、
これからの課題です。