車椅子マークの駐車場にいつものように駐車した。
車から降りようとしたら、隣の車に戻ってきた車椅子のおばあちゃんとおじいちゃん。
「ヤダわ!この車、邪魔くさいな、車に乗れないよ!」と、大きな声。
えっー、真ん中に駐車してるし、広くなっている駐車スペースなのに。

フロント越に、おじいちゃんと目が合った。
「すいませーん、少し車を寄せましょうか」と、私。
すると、おじいちゃんはなにかに気づいたようだ。

「四つ葉マーク」が、見えたようだ。

おばあちゃんに諭すように話してる。
「あの人も障害者なんだよ。無理なこと言うなよ。かわいそうだろ」

いや、車を寄せることぐらいできるから大丈夫なんだけど・・・

はじめて面と向かって《障害者》と言われた。

私の中にまだ受け入れられない現状がある。
病気前の自分の姿、麻痺のない身体、してあげる側の人間の考え。
いまは、障害者手帳を持つ自分である。

心の中に潜んでいた「障害者差別」を感じた。

まだまだ、未熟者だな。
「障害者」という言葉に敏感に反応しているなんて。

《みんなちがって、みんないい) 相田みつおさんが言ってたね。

いつか、そんな風になれたらいいな。



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