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『旅遊のすすめ』~団長のブログ~

自分なりに気ままにチベットと向き合っています。
上海の田子坊でChagamo Craft という雑貨屋をやっていました。
目黒区自由が丘にチベット仏教美術・諸国民芸雑貨のお店を始めます。http://chagamocraft.ocnk.net/



東京は先週の酷暑が落ち着き、夏らしい暑さとなりましたね。
もはや気温30度が、過ごし易いと感じてしまいます。

さて、骨董市出店の告知です。

7月20日(土) やまとプロムナード古民具骨董市                                  (大和駅前・当店は西口側) 小雨決行

7月21日(日) 大江戸骨董市@東京国際フォーラム                                (有楽町駅前または東京駅から徒歩5分) 雨天時は中止

どちらの骨董市も、来店目安時間帯は9時~14時頃です。 

また、8月2日〈金〉、3日〈土〉、4日〈日〉は東京ビックサイト東1ホールで開催されます、
骨董ジャンボリーに出店致します。

お時間ございましたらぜひ遊びにいらしてください。



chagamo craft 店舗営業カレンダー

(赤枠日は定休日)
営業時間:12:00~18:00
住所:目黒区自由が丘1-28-8 自由が丘デパート地下 (自由が丘駅正面口すぐ)


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東京も梅雨入りし、じめじめとした空気が流れ出しましたが、そうなると俄然チベットのような乾燥した大地が恋しくなる。

さらに湿気を求めて、雨期の東南アジアに飛ぶのもそれはそれで良いものだが、僕の場合は 8:2くらいの割合でヒマラヤや砂漠の世界を選んでしまう。
(ヒマラヤ圏と言ってもネパールやインドのダラムサラあたりでは、夏は日本を凌ぐほどのひどい湿気だったりするので、必然とそのラインよりも高い所を求めることになる。〉

湿気の世界から抜け出し今夏はどこに飛ぼうかと考え始めていた先日、上海のお店にも来られたことのある方が、自由が丘のお店に遊びに来てくれた。
そこで話題に上がったのが、旅先の現地の玄関口までどうやって(安くて便利な)航空券を取っているのかという内容だった。

日本から直行便が飛んでいる都市部へ行くのなら、日本の旅行会社や航空会社から直接買えばいい話だが、中国などの地方都市へ飛ぶには手配が面倒だったり、余分な手数料がかかる場合が多い。

中国でビジネスをしていたり、暮らした事がある人には周知の事実だが、中国の国内線は現地(もしくはネット)で直接手配すれば、かなり安く手に入る。

チベットや雲南、ウイグル、内モンゴルなどの地方都市へも上海や広州、北京などから格安で飛べるのだ。 
上海や北京などの都市部であれば、日本から格安航空券やLCCが飛んでいるので、例えば春秋航空などを利用すれば、上海まで1万円で往復できる(別途TAXや燃油税がかかる)。

あとは上海からの国内航空券を自分で手配しておけば、安く早く旅の玄関口まで辿り着ける。

例えば、アムドチベットや寧夏、シルクロードの拠点になる甘粛省蘭州までなら上海から片道1万円ほどで飛べる。 
中国国内の場合、航空券以外に必要な税などは140元(2500円)ほど。

自分で中国のサイトで手配すれば、いやな深夜とかに発着することもないし、スケジュールは組み易い。

僕がよく利用するサイト(C‐TRIP)では数年前から日本語ページも登場し、国際クレジットカードも使えるので非常に便利です。

時間があれば船と列車を乗り継ぎ向かいたいところだが、1週間や10日ほどしか連休の取れない社会人バックパッカーにとっては安くて早く、旅の玄関口まで辿り着けるのも必要条件。

しかも、日本のカレンダーと海外の国内航空券の価格は連動していないから、お盆であっても同じ価格で手配できる。

航空券(税込)で5万円あれば、結構いろんなところに飛べる(往復)できる時代。
『敦煌行きたいけど、お金も時間も足りない。』なんて行っている時代ではないと思う。
チベットに関しては玄関口からの移動が時間かかるけれど・・・ 


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僕は昔から、大陸を巡り横断するための玄関口として上海を利用している。 
つい最近までは、上海の市街地にローカルながらも不自由なく暮らせる部屋も借りていて、日本以外の活動拠点として利用していた。

アジア各地へのハブという点で考えると、香港やバンコク、シンガポールなどの方が利便性があるのだが、自分にとってはやはり上海の方が魅力的だ。

理由としては直観的な相性が大きいが、1920年代の魔都上海と呼ばれた時代や、その時代背景で創られた映画やドラマが好きなこと。1930年代に大陸を駆け抜けた日本人の大陸浪人たち、その中でも特に詩人・金子光春の自伝『どくろ杯』には当時の上海の日本人租界に関する描写が多く、その世界観に心躍らされたことなどが挙げられる。

そして10代で初めてチベットのラサを訪れた際、旅の始まりと終わりに上海まで船(鑑真号・蘇州号)で往復し、船旅の魅力にはまった。
その後は、インドやネパールを目指すのにも、まず上海まで船で上陸し、雲南やチベットを経由しヒマラヤを越え数ヶ月かけて目的に辿り着くのに夢中になった時期もあった。

日本での生活から気持ちを切り替え、旅を始める玄関口として上海は良いのかもしれない。

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話は飛んで、チベット本土〈ヒマラヤ以北〉のチベット人には、長い歴史上いくつかの民族のルーツを持っており、特に東チベットにはモンゴルやイスラム、西夏王朝の流れを含む人たちも多い。
見た目も言語もチベット人と同化しているが、よくよく話してみると実は回族だったり、蒙古族、土族だったりすることが多々ある。

そんな東チベット圏で11世紀頃にあったとされる〈または伝説〉、古代リン国の英雄ケサル王は叙事詩としても語り継がれる有名な人物だ。
諸説あるが、そのケサル王が活躍したリン国があった場所とされるのが、チベット東部のデルゲ地方である。 

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<チベット・カム奥地では狼の牙のように金歯を嵌めるのが流行している。>

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カムの中心地、チャムド(外国人には非開放)とカンゼに挟まれた谷間の小さな町がデルゲの中心地だ。 
政治情勢が落ち着いている時期であれば、外国人旅行者も入域できる町ではあるが、ラダックやブータン、ネパールでは英語が、チベット本土では中国語が会話の手段として通じる現代でも、
この地方のチベット語を多少理解できないと、デルゲ地元民との交流は難しいディープなチベット圏である。
ある意味、町の中心部でも中国語や英語を話せない<話す必要がない>チベットの町というのは、魅力的な事だ。

もう一つ、外国人にとってデルゲに行き辛い状況としては、デルゲの先のチャムドが今も非開放地区である為、マニカンコからの悪路を往復しなければならない事が挙げられる。 一昔前のバックパッカー全盛期と比べ、格段と検問が厳しくなった今のチベット圏では、余程の自由度がある旅行者(社会的縛りが無かったり、中国に再入国できなくても気にしないなど)でない限り、外国人の無駄なチャレンジはお勧めできない。

そのデルゲに昨夏、訪れた。 
デルゲパルカン(印経院)で版画を見てみたかってのと、デルゲの黒ダシェー(カムパの髪飾り、ふつうは赤色)とダシェーの飾りが欲しかったという理由で。
 地震の影響や検問が問題なければ、成都を出発してバスや乗り合いバンを乗り継ぎながら、毎日8~10時間の移動で5日目くらいに着けるが、悪路による不通や、寄り道、体調管理を考えるともう数日ある方がよい。  チベット圏ではそんなに遠い距離では無いのだが、帰りも(少なくとも途中までは〉同じ道を引き返す事を考えると、それなりの気合が必要になる。

僕にとってチベット圏に来たと実感できるのは、標高4000m以上の峠をバスで一つでも越えたタイミングである。 チベット文化圏には飛行機で簡単にたどり着ける場所もあれば、もう少し標高の低い地域も多くある。 もちろん、そういう手段を使い、またそういう地域を巡ることも多くあるのだが、大体において、自分の満足度が低い。

それはなぜか? 
恐らく、ローカルバスを乗り継ぎ、ウイグルのトルファンから敦煌を経由し、ゴルムドから初めてラサを目指した時の景色やバスの中の臨場感が強く焼き付いているからだと思う。
しかも当時は寝台バスでさえ無かったので、あの距離を狭いシートのボロボロのバスで走ったのが逆に良かった。

時間や体力に余裕があるのなら、これからも船やバスを乗り継ぎ旅をしたいと思う。

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<黒ダシェーのカムパ、この髪飾りが欲しかった>

『旅遊のすすめ』~団長のブログ~ (ケンポラマから仏具の使い方を教わる。〉

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『旅遊のすすめ』~団長のブログ~ (デルゲパルカン)

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『旅遊のすすめ』~団長のブログ~ (狼の牙を買わないかと薦められる〉

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