仕事を辞めた瞬間、急に張り詰めていた糸が切れたような感覚になった。仕事に戻れないことを自覚し、辞めた直後は空回る状態が続いた。その後、寝てばかりの生活をおよそ1ヶ月送る。少し元気になると、我慢していたイライラが爆発し、次第に何かをしなければという焦燥感に駆られる。しかし仕事に戻る恐怖は拭えず、買い物などで気を紛らわせようとした。


焦燥感や孤独、不甲斐なさ、自信喪失といった負の感情に支配されながら、どうにか元に戻ろうとするも空回りし、頑張ると落ち込むという繰り返しが続いた。少しずつ元気になり始めると、ニート生活に適応し、暇をもてあましてネットに篭るようになった。惰性的な生活を送りつつも不甲斐なさと強い不安感に苛まれ、自分で自分を認められなかった。


外に出ることや人と会うことへの恐怖が強くなり、社会性が失われ、自問自答を繰り返しネットの情報に偏ることで偏屈な考え方になった。自分は何もできないと思いながらも、社会や他人のせいにして自己防衛するようになり、人と話さなくなった。こうした状態を繰り返すことで、社会に復帰するハードルはますます高くなった。