浦和になぜ勝てない
またても・・・
J-league Division1 第31節
FC東京 VS 浦和レッズ
0-1
後半4分:エジミウソン
どーしても勝てないですねぇ・・・・・・
僕が行く試合で点が入ったのは、二年前のアウェーかな。
しかも今回に限っては「東京有利」とされていたにも関わらずです。
天皇杯は早々と敗退が決定した浦和はここ2週間完全にお休みモードだったでしょう。
逆に動きにキレが無く、この浦和に負けたら大変だ、と思いつつも
ナビスコファイナルを闘った東京の選手も前半終了間際では失速。
試合はこう着状態のまま後半へ。
ワンチャンスをモノにされた後、浦和MF原口が二枚目のイエローで退場。
これが分岐点でした。
一人少なくなった浦和は守備を固めて逃げ切りを図る。
1点でも入れれば、東京が逆転した可能性は高いはずなのに、次々と放つシュートは
浦和GK山岸にことごとくセーブされる。
今野の至近距離からのシュートやブルーノのミドル・ヘッド。あれ、FWがシュート打ってないぞ。
平山のゴールは直前の今野のプレーがオフサイドという・・・・・・
悪循環にはまった典型的な試合となりました。
これで09年のリーグ優勝は事実上消滅。ACL出場に向けて残り三戦は負けられません。
すぐに天皇杯があるので、過密日程が心配です・・・
達也が怪我したそうでますます選手層が薄くなりました。
ここはベテラン勢に天皇杯頑張ってもらいましょう。
■評価
権田:6.0 失点シーンはやむなし。その他はキックも含めて安定
椋原:5.0 攻撃時にチャンスを逸することが多く、守備でも持ち味発揮できず
今野:6.0 守備はほぼ完璧だったが、攻撃に出たときに役目を果たせず
ブルーノ:6.0 前がかりになった後半、存在感を示したが、ゴールならず
梶山:6.0 いつも以上に丁寧に捌いたが、痛恨の通産8枚目のイエロー
米本:5.5 疲れからか足が止まり、イージーミス多い
羽生:5.5 バランスを重視しすぎて攻撃に迫力を与えられず
鈴木:5.5 サイドを制圧できずに苦戦
平山:5.5 ポストは出来たが決定的な仕事が出来なかった
赤嶺:5.0 逸機多く、最低点。ファンとしては心苦しい・・・
サブ
長友:5.5 流れは変えられず
平松:6.0 急遽変則バックも対応
城福監督:5.5 流れを変えられず、痛い一敗
来年こそ、浦和に勝ちたい!
ナビスコ杯 優勝!!
2009 ナビスコ杯 決勝戦
11/3(火)
FC東京 VS 川崎フロンターレ
2-0
□GOAL
・前半22分 米本
・後半14分 平山
□FC東京二度目のナビスコカップ優勝!!
□出場メンバー
20 権田
33 椋原
6 今野
4 ブルーノ
25 徳永
10 梶山
28 米本
22 羽生
(後半29分 15 平松)
40 鈴木
(後半41分 3 佐原)
13 平山
24 赤嶺
(後半15分 5 長友)
サブ
1 塩田
8 藤山
14 中村
32 近藤
国立の雰囲気も最高で、完璧な試合運びで優勝!!
開幕当初は塩田の病気。カボレの来日遅れなど、不運が重なってスタートダッシュに失敗。
それでもチームは一歩ずつ成長して、6月は全勝、ナビスコは予選1位突破。
しかし夏場にまた失速。
カボレの中東移籍も決まり覚悟の9月のナビスコ準決勝で息を吹き返すも、10月は試練の月になりました。
茂庭の怪我、ナオの怪我、そして長友の怪我。
さらに藤山の退団、浅利の引退が発表される。
これだけの状況は逆にプレッシャーになるんじゃないかと思いきや、皆一丸となって頑張ってくれました。
それだけに今回の優勝は、格別。
試合前のちびっ子対決のときも大きな声で応援していた東京サポーター。
川崎が、着々とマスゲームを用意している中で、東京サポは何もしないのかなーと思ってた矢先
配られる風船(笑)さらにはトイレットペーパーまで。
スタンドから見上げるようにして眺めた景色は最高で、選手達に勇気を与えたと信じたいです。
試合は立ち上がり、固い東京の選手たちに川崎のレナチーニョ、ジュニーニョが相次いで決定的な形を作る。
権田のスーパーセーブもあり、何とか危機を潜り抜けると、新人・ニューヒーロー賞の米本が豪快なミドル!
ゴール裏は何が起こったか一瞬分からず、ほんの少しの静寂の後に爆発する歓声!!
まさか川島のセーブミス?と思いきや、リプレーでは凄まじい弾道のプレ球シュートにまた歓声。
これはいけるぞ、勝てるぞ東京!
この後も、ジュニーニョのシュートが枠を逸れるなど、相手にゴールの匂いを与えず前半終了。
勝負の後半、前半力を蓄えていたのか、一気に攻勢をかける東京の前線。赤嶺や平山が身体を張り、羽生が献身的に走る。達也がサイドを抉り、梶山がパスを出し続ける。
良い流れが一変、今度は川崎の攻勢。何度もゴールを脅かされるが権田を中心とした守備陣が踏ん張り、セットプレーでは平山も自陣に戻って奮闘。その川崎のセットプレー直後、達也にボールが渡り、一気にカウンター!
自陣にいた平山が逆サイドを疾走し、最後は達也のクロスに飛び込んで待望の追加点をあげる。
あの平山が、こんなゴールを決めるなんて・・・・・・
東京でくすぶっていた男がとうとう見せてくれた魂のゴールにゴール裏は爆発!
その後、長友の好機逸すこと二回(笑)危なげなく勝利し、東京が完勝で勝利をかざることができました。
■個別評価
甘いかな?
権田:7.0 気迫のセーブでチームを救う
椋原:6.5 主に守備で封殺。怖がらずにチャレンジ
今野:6.5 相手FWを消す。CBとしてほぼ完璧
ブルーノ:6.0 繋ぎはさすが。時折危ない場面もあったが大事に至らず
徳永:6.0 対面の森をほぼ封じる。攻撃参加がもう少しあればよかったが、プラン通りか
梶山:6.5 パスミスもあったが、流れを変えるサイドチェンジなど持ち味を発揮。陰のMVP
米本:7.0 開始当初は固くなったが、ゴールを決めるとノリノリに。イエローもらうが熱い守備
羽生:6.0 動き回ってバランサーに徹する。
鈴木:6.5 開始直後は固かったが貴重な追加点をアシスト
赤嶺:6.0 身体を張ったポストみせ、シュートも放つが持ち味みせられず
平山:7.5 守備・攻撃に奮闘。追加点は優勝を決定付ける最高のゴール
長友:5.5 好機を逸する
平松:6.0 プラン通りの働き
佐原:6.0 プラン通りの働き
城福監督:7.5 プラン見極め最高の試合。選手交代も意思統一されていて完璧
MOM:平山
