影の隙間土手を歩いてみた夕焼けがまぶしく秋の風は僕の頬に冷たく 吹いている犬の散歩をする人たちが列をなしている僕の影が夕焼けに照らされている昔 子供の頃友達の影を踏んで遊んでいたことを思い出すなぜ 僕の影は僕自身がふめないのだろうと鏡の僕と黒の僕多少 似ているが僕は 夕焼けの影が温かみを感じる