藤田淑子さんの訃報を知ったのは、実はニュースになっていたであろう時期からほぼ一月後のことでした。特撮では有名な石橋雅史氏の訃報とダブルで知ったため、ショックもダブルでした。

 目を閉じていても誰が喋っているか解る世代の声優さんがまた一人、いなくなってしまいました・・。

 お亡くなりになってから改めてわかったこと。それは、藤田さんの凄さと、ファンだったらしいわたし。

 元々、お気に入りの声優さんではありました。でも、広川太一郎さんの時のように、新聞の番組欄で名前がないか探したり、数週間も先のテレビ欄を見るためにTVブロスを調べまくったり、吹き替えの出演を知ってチャンネルを合わせたりするまではいかなかったのです(1990年当時はネットで調べるとかなかったんだよ~)。

 しかし、訃報を知って以来、わたしの頭の中には、キャッツアイの泪姉さんの声がずっと思い出されていて、脳内再生され続けているんです。
諭すように瞳ちゃんに呼び掛ける時のイントネーションは今でも忘れません。瞳ちゃんより好きだったな~。泪姉、ほんと大好きでした。アニメは二期が絵が安定してて好きです。




 藤田さんの妖艶+悪女かつ荒木キャラということで、
もちろんエリスもお気に入り。

「お前が氷河か?絵梨衣の心に焼き付いた、お前という男を見に来てやった」

 邪神エリス編、何十回観たかな~。ほんと、後のキテレツと同一人物とは思えません(笑)。ちなみにあの映画の個人的なツボは、苦しみ悶える沙織さんがやたらとエロいところですが(え)、エリスの妖しさと重力に逆らって波打つ青い髪の毛の仕組みも気になりますねー(言ってることに今更感が拭えない)。




 藤田さんが亡くなってから、わたしは藤田さんが歌っていらした曲を聞くようになりました。

 そして凄いなって思ったのが、藤田さんはキャラクターの声のまま歌うことができる方だったということ。

 一休さん、マライヒ、キテレツ、ピアマルコ・・(デジモンは観てないのでわからない)それらのどれもが、歌ってるのが藤田さんだと解るのに、ちゃんとそれぞれのキャラクターの声になってるんです。

 もちろん、一休さんとマライヒはキャラの声も全然変えて演じておられたし、一休さんとキテレツもちょっと違う。

 それが、歌でも同じように歌い分け(って言うのか?)をされていた。凄いです。

 聞きまくりすぎて、カラオケで歌えてしまう歌が8曲増えました(笑)。でも、「鐘がゴーンと鳴りゃ」はカラオケにないんだよな~。

 藤田さんの追悼に、歌いに行ってこようと思います。