さて、「竹」は何肉かの解答ですが、正解は「虎」でした。

虎に竹?
などと思いそうですが、虎は一般的に竹林に住んでいる所からの俗語だそうです。

そういえば(マニアの領域です)、あの有名なアニメ「一休さん」の虎のくだりをご存知でしょうか?

「これ、一休(←アドリブ)。屏風の虎が夜な夜な暴れて困っておる。どうか退治してくれ。」
と、将軍様の無理な申し出に、
「では、屏風から虎を出して下さい。」
と、縄を回しながら冷静沈着に返したとんちの話である。

その際に登場する屏風には、何と虎の背後には竹林が広がっていたのだ!!

…。

それだけですから。
「桜」といえば馬肉。
「紅葉」といえば鹿肉。
「牡丹」といえば猪肉。

では「竹」といえば何肉

(個人の趣味に走ります)


ローマ神話伝説を完全に無視した形で話は進行する。

紀元前6世紀に興ったギリシア系譜学の正統を踏襲している。


ウラノス(天空)が    ※最初に全世界を支配

  「百手巨人(ヘカトンケイル)」・・百の手と五十の頭

  「キュクロープス」・・・額に一眼

  「ティターン族」・・・オケアノス、クロノス(末弟)等

  「ティータニス」・・・レアー等

 を産む。


ウラノスは 百手巨人

       キュクロープス  →タルタロス(地獄)へ投げ込む


兄弟を取り戻すためにクロノスが「金剛の斧」をもって立ち上がり、兄弟を取り戻す。


ここで終われば、兄弟愛は素晴らしいで終わるのだが、何を血迷ったかクロノスの生殖器を切り落とし

タルタロスへ投げ入れてしまう。

そして世界はクロノスが支配する世の中となる。


救い出した百手巨人、キュクロープスも縛して再び幽閉する。

強者は叩くタイプだったようです。

その後、姉妹のレアーを妻とします。


ウラノスとレアーの間には続々と子供が生まれますが、彼は生れた子供たちを呑み込んでいました。

あるウラノスからの予言があったからです。


「自分の子によって支配権が奪われるであろう」


権力を重視するウラノスにはそれは恐ろしい予言であったのでしょう。


しかし、子供を呑み込まれてしまった妻レアーは夫の傍若無人な振る舞いに黙ってはいませんでした。

ヘスティア、デメテル、ヘラ、プルートーン、ポセイドンが呑み込まれた後に遂に堪忍袋の緒がきれます。


夫に内緒でクレタにあるディクテーの洞穴で一人の神を生みます。

その名が「ゼウス」であった。


成人したゼウスは呑み込まれた兄弟たちを救いにいきます。

神としては当然の行動です。

ゼウス一人の力では無理なので協力者を使います。

まずは、オケアノスの娘メティスです。

彼女が薬をクロノスに与え、まずは呑み込まれた兄弟を救います。


クロノス率いるティターン族 V.S ゼウス率いる兄弟 の十年戦争が始まります。

戦闘は終わる気配がなかったが、またしても予言が世の中を左右することになる。


大地からのゼウスへの予言であった。


「タルタロスへ幽閉されている百手巨人、キュクロープスを味方にすれば勝利を得るだろう」


タルタロスにいる番人を打ち破り、味方にしたゼウス達は予言通り、見事戦闘に勝利することになった。

かわってクロノスは予言どおり息子に支配権を奪われるという皮肉な結果になった。


その後支配権に関するくじ引きが取り持たれた。

その結果、ゼウス→天空

       プルートーン→冥府

       ポセイドン→海洋  を支配することになった。