　草月会館へ。勅使河原茜の個展「HANA SO」を見てきました。イサム・ノグチが手がけた壇状の石庭「天国」全体を花器に見立て、nendoが会場構成を行った展示会。蔦のように一部が繋がった菱形の鏡面ステンレス（厚み0.5mm）が会場全体に敷き詰められ、それがパターンとなりまた花を映し出し、いつもとは違った空間に感じられました。

　最上段には、御所車にさくら、もくれん、つつじなどが生けられていて豪奢な空間が演出されていました。

　ミニアチュール。極小の花器に生けられた植物の一部。

　豊穣な生花と不可思議なインスタレーション。一時異世界に迷い込んだような体験でした。

佐藤オオキのボツ本

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　最近読んだこの本、面白かったです。プロジェクトにあたり実現した案の裏に沢山のボツ案がある。日の目を見ることがないそのボツ案を実現案とともに紹介されています。

黒川哲志建築設計事務所HP：https://www.kurokawadesign.com