<今回の記事は音楽要素0でお届けします>
昔ソウリュウジムのバグで遊んでいるときに「絶対セーブしちゃダメ」と唱え続けたら頭がバグって間違えてセーブしてしまった、ふぃろむじです。
先日姉が婚約しまして、両家顔合わせを行ったのですが、姉・姉の彼氏の兄・自分の3人でポケモンバトルをしようという話になり、絶対負けたくないのでガチ考察してきました。
Google docs7枚にもわたるガチ考察
ガチ対戦でいうとSVのS1でマスターに載せた程度しかしてませんが、BWから対戦実況・解説動画を見続けているくらい大好きなコンテンツです。(S1は病的にハマっていましたがテラピース集めがきつすぎて無事引退)
というわけで音楽ブログには異色の記事にはなりますが、面白がってくれる人がいたら幸いです。
さて座学は十分、頭でっかちのふぃろむじは大人げもなく優勝できるのか。というわけでレッツら!
ルール
我々はエンジョイ勢なので追加コンテンツを持っていません。そこで、追加コンテンツなしでゲットできるポケモンのみの対戦になります。
また、巷では伝説環境が行われているので我々もそれにのっとって伝説あり。そして、全員バイオレットを買ったので実際には一般+パラドックス+四災+ミライドンという環境になります。
環境考察
使える伝説はミライドンのみ。ミライドンは高速・高火力・高耐久で状態異常に強いイカれポケモンですから当然ミライドン中心にメタが回ると予想されます。
また、初心者3人の大会で複数回対戦が行われるわけもありませんから一度きりの勝負になるでしょう。なるべく運負けしない構築が必要です。
ミライドン対策について
ミライドンの対策には主に2つのアプローチがあります。
・ミライドンよりも早く動く→ドラパ。ミライドン・パオ・カミが同速。
・ミライドンを受けきる→ディンルー・ドオー・テツノワダチの地面枠やハピナス。
早く動くについて、ドラパは火力不足が否めず、ミライパオカミは同速なのでどちらも安定しません。よって、受けきるポケモンが必ず入ってくると考えられます。
すると、基本的な選出は
ミライドン+ミライ受け+ミライ受けを破壊する物理ポケモン
になると考えました。
ミライドンの型について
竜王戦予選やS1819の構築記事を読み漁り、ミライドンの型を調べました。
〇こだわりメガネ
受けに来たポケモンを予想外の火力で破壊する型。スカーフに弱い。
〇こだわりスカーフ
安定して上から行動する型。チョッキに受けきられ、返しのミラコで沈む。
〇とつげきチョッキ
ミライミラーやカミなどの特殊に強い型。上と違い攻撃を受けきって反撃する。メガネ流星は受けきれない。
〇積みエース型
壁展開からの弱保・シードで能力を上げ、瞑想しながらパラボラチャージをする型。天然ふきとばしに弱い。
いかにも初心者大会では無双しそうな型ですが、天然ドオー(姉のお気に入り)に負け、ディンルーの吹き飛ばしにも弱いことから今回は不採用になりました。
パーティ構築へ
さて、前提条件がそろったうえでパーティを構築しましょう。
パーティの基本をこの形として話を進めます。
すると、基本的な選出は
ミライドン+ミライ受け+ミライ受けを破壊する物理ポケモン
になると考えました。
・相手のミライドンをどう倒すか
・自分のミライドンにどんな役割を持たすか
がミライドン環境を制する鍵になると思います。
〇相手のミライドンをどう倒すか
はじめは同速勝負をせず、ミライドンミラーに強いチョッキ型ミライドンの検討をしていました。が、素早さを下げて受ける型なので確実に存在する同速組の攻撃で確実に大事なミライドンのHPが削れてしまうことが懸念点でした。
そこで発想を転換します。ミライドンは違うポケモンで受けた方が負荷が少ない。
〇自分のミライドンはどんな役割を持たすか
・ミライ受けを眼鏡、びっくりテラスで破壊する。
・ミライドン、物理ポケモンを倒す。
上ですが、ディンルーハピナスなどは眼鏡くらいでは倒せませんし、びっくりテラスもディンワダチドオーに一貫するのはミライに弱くリスキーな水テラスしかありません。(しそこまで入らない)
そこで、高耐久高火力をもって受け以外のポケモンに負荷をかける方針にしました。
この二点から私はテツノワダチ×スカーフミライに注目しました。
テツノワダチについて
・地面鋼というタイプは電気ドラゴンフェアリーをメインに使うミライに滅法強い。
・水テラスには弱いが、こちらのミライが一貫する。
・Sブーストでミライ・パオを抜ける。
・(初心者たちはこのポケモンの存在をあまり知らなそう)
特に、ニッチな水テラスにしか負けない点、ミライ受けポケモン破壊用のパオに強い点が他の受けになく強いです。
するとミライドンの役割は水テラスミライドンに勝つこと、ミライドン受け以外にダメージを与えることです。S135族と戦う必要があります。
そこで、スカーフの採用に至りました。
そしてこの二体では相手のミライ受けを倒せません。そこで、ミライ受けにあと出しして後続に負荷をかける鉢巻パオジアンを入れたら基本の形が完成しました。地面枠とミライドンがほぼ必須の環境にて最強のポケモンなので外せません。礫が先制技で同速ゲーにならないのも嬉しいポイントです。
(結果的にS19の流行り3匹を持ってきた感じになりました...)
パーティ
〇ミライドン妖@スカーフ
控え目HC
イナズマ・流星群・ボルチェン・マジシャ
対策されるとは言えさすがに強いので採用。ミライ受けの破壊を諦めた。ミライ受けを倒したあと、ミライドン・物理ポケモンに一発でも多くダメージを与えスイープする役割。よってテラスは水氷ではなくミラパオに強い妖。
〇テツノワダチ水@チョッキ
臆病H252 D236 S20→Sブーストで135族抜き。他HD特化
アイへ・地震・ステロ・がむしゃら
アイへ地震はトップメタのミライ・パオ・ドオーへの打点。ステロを有利対面で撒きスカーフミライの打点を補う。あとひと枠は悩んだがパオの礫やスカーフミライでスイープしやすくなるがむしゃらを採用した。
テラスは基本切らないが、ツツミがパーティとしてきついことに気付いたので水テラス。
〇パオジアン氷@鉢巻
意地AS
つらら・礫・かみくだく・ふいうち
ミライ受けを絶対に破壊するマン。よって持ち物は襷でなく鉢巻。ミライ受けを倒すかテラスを切らせることでミライドンの一貫ができる。テラス氷鉢巻礫の威力もすさまじく、無振りミライであればワンパンする。
〇ドオー@ヘドロ
慎重HD
地震・どくどく・まもる・再生
基本上3匹で完結しているが、相手が壁構築のときシンプルな殴る方が多くきついと思ったので採用。相手の瞑想・パラボラチャージに加え・弱保エレキシードまで無意味にする。まもるは壁ターン枯らし・様子見・回復・どくどくのダメージ稼ぎなど色々な役割があるため採用。地震がないと挑発持ちに対して詰むので採用。
〇ハピナス@メンタルハーブ
慎重HD
ちきゅうなげ・たまごうみ・電磁波・ステロ
受け構築みたいになって嫌だったが、ツツミがキツイことに気付き、ミライツツミをまとめて見れるハピナスを採用。たまごうみで回復は十分なのでツツミの挑発回避用でメンタルハーブ採用。
〇ハッサム鋼@オボン
意地HA
バレパン・とんぼ・剣舞・羽休め
相手に受けがなく、ガンガン上から殴ろうという構築だったとき用。パオカミにバレパンが突き刺さる。実は乱数2発でドオーにも強い。
基本選出
ミライ・パオ・ワダチ
壁積みっぽい
パオ・ミライ・ドオー
ミライツツミ
ミライ・ハピ・パオ
(特殊なんてメタられるから来るな)
最後に
気付いたら3000字近い記事を書いていました。怖いのはこんな環境でプレイする人はこの世に3人以外ほぼいないことです。まぁ、ずっとやってみたかったんだよ。こういうの。
どうでしょうか。この構築記事は的を射ているのでしょうか。大会は日曜日。ちゃんと育成して本番絶対優勝するぞー!!!それでは。