フィラデルフィア ICM 便り -20ページ目

フィラデルフィア ICM 便り

ソーシャルワーカーの見たアメリカ底辺事情

いつもジップロックに何がしかのスナックを詰めて、バックパックに入れています。

携帯食、というところ。

どうしても商売柄、ランチブレイクなんておよそ、縁がないのです。

ひもじくなって、血糖が下がって、同行のクライアントを前にヘロヘロと崩れ落ちるわけにもいかないので、移動中に口にできるものを、いつも携帯してます。

マルチグレインのベイクドスナックとか、アーモンド(最近はワサビ醤油、シナモンシュガー等のフレイバーものも色々ありますよ。)、エナジーバー(辛党なんで、このような結構甘いスナックバーは時々のみ。)、アジアンマーケットで買ったお徳用あられパックのあられとか、色々ー。

あちこちにドラッグストアがあるので、ちょいとスナックの購入、ストックしておいたりしてます。

できる時は、デリで実だくさんのスープとか買って、でもやっぱり移動中に大急ぎですすったり、てな日もあり。

オフィスで缶詰の時も、買ってきたものをズルズルとかじりながら、電話に書類にコンピュータ、っていうパターンが多いです。

他のICMの連中も同じようなやり方でサバイバルしているようです。



ドラッグストアも最近は自社ブランドを展開していて、そのバラエティは結構、スゴイ。

新商品とか見つけてはトライしたりもして。

これは、ドライチェリーとアーモンドにヴァニラ味のパウダーをコーティングしたもの。

意外に甘すぎず、ドライチェリーの苦味がパンチのスナック。

疲れ目の時に丁度いいエネルギー補給でした。ちょっとだけ残念だったのは、一部のアーモンドがちょいと湿り気味だったこと。

これを書いていて思い出したのが、盲目のクライアントをERでサポートしていた時のこと。

長時間で、胃も空っぽ。
これはちょっとヤバイと思い、携帯していたアーモンドを2,3粒、口にしたのです。
クライアントはちょっとスナックを与えられた後で、まどろんでました。

私が座っていたのはベッドのすぐ側じゃなかったんだけど、この人の嗅覚と聴覚は察知したんす。

「キャット、ナッツかなんか食べてるでしょ。」

って、言ったのには参った。
音がしないように食べたのに。

視覚を失ったぶん、嗅覚と聴覚がそれだけ研ぎ澄まされてきてるんですね。

この人のこのような能力を見るのは、これが初めてではないです。

ERでもね、
看護婦達が向こうの方の離れた地域でボソボソと喋ってることを逐一、キャッチしてたりするし。

これを知っているので、私はこの人といる時は、仕事の電話のボイスメールをチェックなどは避けています。


この商売をしてると、驚くような気づきと学びの瞬間がこのようにあるのです。