日本でも報道になった南部の街、ファーガソンでの暴動以来、似たような問題があちこちで沸き上がっているアメリカ。この度のボルチモアの暴動もそんなケースです。
ブラックの男性が警官たちに取り押さえられた時に背骨を骨折、亡くなったのです。
ビデオを見ると、これはどうあっても警官たちに非がある。
苦痛に顔を歪めて、歩くことすら全くできない男性を両サイドから抱えて、引きずるようにしてポリスバンに連れて行ってた様子がありありと記録されてる。男性はメディカルケアを訴えたらしいですが、その場に安静にさせてメディックを呼ぶ判断はなかったようです。
これがあっという間に火付けになって、最初は抗議行動のグループがプロテストを始めて、あれよあれよと言う間に信じられないような暴動に発展。
今や、装甲車からなにから動員される事態にまでコントロール不可能になったのです。破壊、略奪、放火など、無茶苦茶です。
学校やビジネスなどはクローズドを強いられている状態。夜間外出禁止令も出されました。
ボルチモアはフィラのミニ版みたいな街。
綺麗なヨットハーバーがあって、そこで人々が散策や辺りのレストランで食事を楽しんでます。
そういうエリアからちょっと外れるとガラリと変わって、低所得層が住む住宅が広がってるのも、フィラみたい。
人ごとではないです。
このような事件がフィラで起こったら、暴動に発展する可能性はかなりあります。
人種間の軋轢は普段は静かに水面下でうねっている状態だからね。アメリカのこの問題は全く無くなるということはないと思います。
貧富の差が広がっている昨今では、こういう事件があっという間に火付けになることはありがちです。不公平を感じてる貧困層の叫びです。警察への不信感は広がるばかり。
ボルチモアの事件は各地にも波紋を起こして、ニューヨークでもタイムズスクエアで大きなプロテストがあったようです。
フィラでもどうやら今日、シティホール界隈で大きなプロテストが起こっている様子。
なんとそのせいで、そこに近いダンナのオフィスは今日は2時間ほど早めにクローズドの判断をしたようです。
ウチのエージェンシーで働いていたICMの女性が昨年、ボルチモアでのホームレスケアのポジションを得て、引っ越していったんです。
彼女、大丈夫かなぁ。

North Philly のErie Station界隈。
ほぼブラック以外の人口は見ない地域。雑多同居人口のダウンタウンとは全く異なるバイブレーションに満ちた辺りです。