フィラデルフィア ICM 便り -14ページ目

フィラデルフィア ICM 便り

ソーシャルワーカーの見たアメリカ底辺事情

この間、医者に連れて行ったクライアントが、

強盗に会いましてん。

て、報告するではないすか。

叫び叫び叫び

それは一大事、と詳細を聞くと、

中高生くらいの自転車に乗った男の子達がクライアントを道で引き止めて、脅して、ポケットの中にあるもんを全部出せって迫ったらしい。

クライアントは背が高くて、細身の男性。

黙って歩いてると凄みもある顔立ちだけど、ガキ共(失礼、でも、言わしてもらうわ)は集団心理の強みか、クライアントをターゲットにしたらしい。

結局、はめていた時計とポケットにあったケータイ、それにタバコを取り上げられて、開放されたらしい。

パラノイアに陥りやすいこのクライアントは、意外にこの遭遇にはパニックにはならなかったようなのが救いでした。

これ、暗い時間でもなく、夕方の5時くらいに起こったんですよ。

信じられへんわ。

ま、クライアントのグループホームの辺りは、あまり良くないエリアなんですけどね。

クライアントともこの話に熱が入ったけど、高校生の集団がバスや地下鉄に目一杯乗ってる時はかなり暴風状態です。

「Fワード」満載で大声で信じられないくらいにはしゃぐ、怒鳴る、追いかけ合ってバタバタなど、傍若無人の振る舞い三昧。

ついこの間、地下鉄のプラットフォームで高校生のグループが殴り合いの喧嘩を始めて、一人は線路に落ちるくらいの乱闘になったのがニュースになったところ。

悲しいけど、高校生が通学に使うフィラの地下鉄の駅では、下校時間帯にはそれなりの人数の警官が警備に当たってます。

公立高校にも警官が下校の生徒達をモニターしてるところが全校とは言わないけど、あります。

大抵、どこでも参上する私ですが、この大狂乱時の地下鉄やバスは出来るだけ、避けてます。

思春期の台風エネルギーは、いいも悪いも強烈で、集団心理で一触即発ですから。

おうちでは、とーちゃん、かーちゃん、ばーちゃんなんかの言うことを何だかんだと言いながらも聞いてる子が多いとは思いますけどね。

得意げ





ある病院の建物。

吹き抜けが明るくて、気持ちいい。

病院に来ても、気分が明るくなるね。