死者を弔うためそれぞれが故郷に帰り、墓地に親戚一同が集まるわけですが、日本のお盆とは少々異なり、お墓に集まってちょっとしたパーティを行う日でもあります。
なので墓地の周りも屋台で賑わい、ちょっとしたお祭りのよう。
お墓の間もジョリビーやミスタードーナツ、ピーナッツ、アイスクリーム屋さんが練り歩いています。
ある家族は調理器具を持ち込んで料理をし、
またある家族はブランケットを持ち寄って棺桶の上(!)に寝そべって昼寝をしたり、
出前をとって談笑したり…
敷地のない家族も、キャンドルを持ってそれぞれの方法で親族を弔い、久々の再会を祝います。
ここで一晩過ごす家族も多いため、それぞれのお墓にはほとんどトイレがついています。
一人暮らしのアパートのような快適さ。(お墓です)
お墓で飲み会なんて!
棺の上に寝そべるなんて!
なんて罰当たりな!
と思うかもしれませんが、これも文化。
「人の運命は神によって定められている」といったカトリックの教えも影響しているのか、日本人に比べて人の死を受け入れ易い思想を持っているように感じます。
ところで、こちらのお盆に参加する際に困るのが(フィエスタと同じように)勧められた食べ物を断ってはいけないということ。
家族の結び付きが強い国でもあるため、1日で何軒ものお墓(両親から、祖父母の義理の兄弟まで!)回るわけですが行く先々で料理を勧められるのです。
断るととても失礼にあたるので、完食しなければなりません。
フィリピンでセメタリーに参加する際は、空腹のまま参加することをお勧めします。








