皆様こんばんは。
文化の日、如何お過ごしでしたか?
先程、関東地方で地震がありましたが、近隣の皆様大丈夫でしたでしょうか。
さて、引っ張りに引っ張って参りました、コンサート話も、いよいよ終わりになります。
最後は、チャイ5 です。
いやぁ、、、
言葉で表せないほどでした。
全てが集約された、そんな音色。

改めて、いい曲だなぁ、と実感。

なんていったって、
ベルリン・ドイツ交響楽団の 技術と 表現力の凄さと言ったら!!
ましてや、指揮者佐渡裕さんですから、
相乗効果も凄いのでしょうね。
第2楽章が終わり、第3楽章に入るとき、佐渡さんと、楽団の皆様が、顔を見合って、微笑み合っていたのを拝見し、
信頼関係の深さ、絆の強さが伝わってきました。
そして 特に、印象的だったのが、1人のチェロ奏者の方の笑顔。
コンサートはじめから、ずっと微笑んでいらして、隣のチェリストの方を見て、微笑み、バイオリニストの方を見て微笑み、そのエネルギーが、ものすごく、『調和』で、そして、歓び、
音楽の真髄、を体現していらっしゃいました。
もう、それを見るだけで、涙を誘います。
安らぎのような音色から、たくさん色がついた音色、美しい音色、
穏やかな音色、
そして、
第4楽章は、今までの音が、スパーク

した!
終わった瞬間、
皆さんの、『うぁぁぁぁっ



』
という 凄い歓声が
ブラヴォー !という声と共に、ホール全体に轟きました。

そして、もちろん、皆様スタンディング・オーベーションです。
その歓声は、ずっとおさまらず、何度も舞台に呼ばれる佐渡裕さん。
そして
佐渡さんから
『チャイコフスキーの3楽章エレジーを演奏します』
というアンコールの挨拶。
その瞬間、私は

感激で一杯!
私の気持ちをも 代弁するように、 どなたかおじ様が、
『おおっ!』 という感嘆の声を思わず あげていらした。
わかります、わかります、そのお気持ち

この、チャイコフスキー 3楽章 エレジーは、
私の宝物の一つ、
佐渡裕さん指揮の
兵庫芸術文化センター での震災復興のこけらおとし公演で演奏された曲で、CDプリエール(フランス語で、祈り、という意味)に入っているのですっっっ

このCDは、祈り、そのもので、
毎回毎回、聴くたびに涙が出ます。

皆様も是非、一度聴いてみてください。本当に涙がでますから。



このCDについての詳細はまた 別の機会に話すとして、
エレジー を演奏してくれるなんて!!!

と、同時に、
これは、今回の東日本大震災で、亡くなられた方々、被災された方々への追悼、そして祈り なのだ、
と分かったのでした。
その祈りのメロディーは、私達聴衆と演奏されてる方々、ホール全体を優しく、慈愛で包んでくれるようでした。
今まで聴いたことのないような、優しく、たおやかで、哀しくて、 不思議な音、、、。
それは、まるで、私達人間を、神様や天使、先に旅立たれた、私達の懐かしい方々が、いたわってくださっているような、私達に微笑み、痛みを分かち合い、寄り添ってくれるような
そんな感じでした。
メロディーとして、私達が神に祈り、そこに癒しを、哀しみのあるところに癒しを、と奏でたものに、
愛を持って、メロディーとして返ってくるような
そんなイメージです。
もう涙がとまらなくなってしょうがなかった

今こうして、書いていても涙が出てきます、、、


最後は、バイオリンもチェロも佐渡さんのタクトをもつ手も、みんなみんな
一本の線、をすうっと描いて、目をつぶり、その線をを拳で結び、微細なピアニッシッシモで 終わりました。
私達は一つ。
そんなメッセージを受け取りました。
また 演奏に対する、感謝の拍手がおこり、それはとどまることを知らず、
楽団の方々が左右にはけていくときも 続き、
最後に、コントラバス奏者の方数名が残っていたけれど、その方々がはけるまで、拍手は続きました。
みんな 最高の笑顔でした。
もの凄い浄化 でした。


終演後、
エフゲニ・ボジャノフ氏と
佐渡さん、楽団員の方々に列に並んで、 感謝の言葉を 伝えました。
息子も、あれは、祈りだったと思う。
佐渡さん、最後祈っていたよね、
と言っていました。
本当に素敵な、素敵な
コンサートでした

この日は、ずっとこれからも忘れません。



そして、私達は一つということを、いつも、いつまでも感じることができるように、心で思いました。
日本が、世界が、
調和の道を歩むことができますように。
お休みなさいませ。
皆様にとって、明日が素敵な1日でありますように
