2014年4月30日午前2時44分

3310gの元気な女の子を出産することができました。



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2012年10月11日、長女 美和を出産しました。

美和は、私のお腹の中で31週で亡くなり、産声の聞けない出産でした。





10ヶ月後、新しい命を授かることができました。

美和から一文字もらい『紗和(さわ)』と名付けました。





妊娠がわかり嬉しい反面、毎日が不安との戦いでした。





6週目に少量の出血があり、泣きながら病院に電話をしましたが、『時期が早すぎて、病院にきても何も処置はできないのでとにかく安静に』との指示でした。

エコー画面には、ピクピクと心臓が動いてくれました。

エコーは、毎回ほんとに怖かったです。
心拍が停止した美和の画像がフラッシュバックしました。





美和の一周忌、紗和は10週めでした。お腹に紗和がいてくれたので、思っていたよりも取り乱さず、穏やかにこの日を迎えることができました。





ネイルの試験を受けた11週。つわりで思うように練習できませんでしたが、当日は体調もよく、天国の美和に見守られながら、お腹の中の紗和と一緒に受験し、合格することができました。





無事に産まれてくれるまでは、妊娠を公表できず、ネイルのお客様には急に休業をすることになり、ご心配ご迷惑をおかけし、心苦しかったです。

ブロ友さんにも体調不良と嘘をついてしまいました。





いわゆる『安定期』に入り、中山寺へお参りにいき、『どうか紗和をお守りください』とお願いをしました。

中山寺でいただいた腹帯と、美和を支え続けてくれた腹帯を交互につけて過ごしました。





胎動がわかりはじめた17週。
まだまだわからない方が普通なのに、昨日感じた胎動が感じないと『死』が脳裏によぎり、すぐに胎児ドップラー(心音を聞ける機器)をお腹にあて、心音確認しました。うまく心音をひろえず、また病院へ…

胎動がわかる日とわからない日があるこの時期が、情緒不安定で頭が変になりそうでした。





21週頃からは、毎日力強い胎動がわかるようになり、気持ちが少し楽になりました。

力強い胎動を感じられる喜びと同時に、美和の胎動がいかに弱々しいものだったのか、美和のSOSに気づいてあげられなかったのかを思いしらされ、苦しみました。





そんな矢先、深夜にごくごく少量の出血。パニックになり、すぐに病院へ。

深夜にも関わらず、先生も助産師さんも優しく丁寧に診察してくださいました。

先生は『後期死産は1000分の1の確率で起きてしまうけど、また同じ妊婦さんに起こる確率は、100万分の1やから、そんな悲しいこと絶対起こらへんから!大丈夫やから!』と目をしっかりと見つめておっしゃいました。

涙が止まらない私に、看護師さんも『上の子がいてくれたから、今この子がお腹にいてくれてるんやねー。二人分子育て待ってるねー』とお腹をさすって、抱きしめてくださいました。




毎日力強い胎動を感じ、穏やかに過ごせていた27週め。

前日の検診では何も異常なかったのに、またごく薄い出血。胎動も弱い気がして再受診。

幸い紗和ちゃんは何もなかったですが、子宮頸管が短めで、切迫早産の疑いもあり。

前回のことを考慮して、入院させてもらいました。

『死産経験者のメンタルサポートもします』と言ってくださいました。

朝はNST(モニターで赤ちゃんのチェック)と心音チェック、昼は看護師さんにお腹を触れてもらい、夜は心音チェック。

少しでも気になることがあれば、すぐに先生に診てもらえるという安心感はなにものにもかえれませんでした。




退院後は念の為、安静生活を続けるよう言われ実家に2週間お世話になりました。




美和と過ごした31週めを迎えたあたりから夜眠れない日が続きました。




美和と過ごした31週。
ずっと見比べていた母子手帳。美和の妊娠記録はここで終わり。
未知の世界のはじまり。
勇気を振り絞り、ベビーベッドやベビーカーを買い揃えました。




臨月に入ると胎動も弱くなり、それが不安で不安でまた眠れぬ日々が続きました。





幸せオーラ全開のタレント妊婦さんがテレビに映ると、チャンネルを変えることも多々ありました。

天使ママになり、人の痛みや苦しみに寄り添える人に少しはなれたと思う反面、自分の中の黒い部分に気づき、自分がいやになることもありました。

あまり神経質になるとお腹によくないと頭でわかっていても、また我が子を奪われるのではないかという思いがつきまといました。

いつも励ましあっていた天使ママも同時期に妊娠することができ、支えあいながら妊娠期間を過ごすことができました。

天使ママが『無事に出産できた』いう報告を受けるたびに、とても大きなパワーをもらえました。

紗和が物心ついたら、お姉ちゃんがいることを伝えます。

紗和と過ごした10ヶ月。
幸せで、不安で、孤独で、一日一日がほんとに長かった。

でもやっぱり幸せでした。

美和が守ってくれた大切な命。

私を全力で支えてくれた家族に心から感謝します。

モノクロだった世界に色が蘇りました。




突然驚かせてすみませんでした。

しばらくは育児に専念し、美和が導いてくれたネイルも再開しようと思います。

生きているって素晴らしいです。