まず、JFAの「2020/21年サッカー競技規則改正」に伴う解説映像が公開されていますので、リンクを貼りますね。
文字よりも映像がわかりやすいです。
新型コロナウイルス感染症の影響もあって、競技規則の改正時期が例年とは違う状況でありますが、概ね現状では、ほとんどの試合で新ルールが適用されているのではないかと思います。
特に、今回の改正では、ハンドの反則がより明確になりました。
・どこに当たるとハンドになるか?
ハンドの反則を判定するにあたり、腕の範囲が明確に定められました。
肩と腕との境界は、脇の下の最も奥の位置であると定めています。
・「直後」はいつまでか?
偶発的にボールが攻撃側競技者の腕や手に当たった場合でも、それが直接得点となる、腕に当たった直後に得点となった場合は反則となるが、「直後」がどこまでに当たるのかが問題となっていました。
そこで、今回の改正では「直後」の基準が明確化され、腕に当たったボールが直接ゴールになるか、その本人か味方選手がそのままゴールに入れた場合はゴールが認められない(ハンドの反則がとられる)。
一方で、「直後」でなければ反則にはならなくなりました。つまり、腕に当たった後にドリブルやパスなどでボールがある程度の距離を移動していれば、その後のゴールは認められます。(ただし、これは偶発的に当たった場合のみに適用されるもので、意図的に腕を使った場合はもちろんハンドとなります。)
審判をやっていても、試合中に選手から「ハンド!ハンド!」とアピールをたくさんいただきます。
ここ数年の改正で、ハンドに関してはだいぶ解釈が変わってきていると思います。
審判も競技規則を頭に入れて、誤りの無いように試合をコーディネートしなければなりませんが、
指導者、特に選手は競技規則は覚えておいたほうが、自分たちに優位になるケースもあるのではないかと思います。