監督です。久々にブログ書きます。
普段のトレーニングで言葉にしていること、OF、DFのガイドラインとかを整理していこうと思います。基本長文になるのは許してくだされ。読んで分からんかったら聞いてください。

今回は【奪う】と【寄せる】について整理していきます。特に寄せるについてです。

そもそもの監督は守備とは【点をとるためのもの】という考えをしてます。守るためではなく、点をとるために守備は徹底していかないといけません。そこは履き違えないでくださいね。守備練習したくない人多いですが、点をとるための守備の確立はチームを作る上では絶対必要です。では良い守備とは、、、【前に進ませない】というのは一つの考えです。これはまた書きますね。。。

さて本題です。

奪う=寄せると思ってる人は口には出さないけどたくさんいます。味方から「寄せろ!」とコーチングされると、やみくもに突っ込みかわされて終わり、なんてことはよく見る場面です。

こういう選手は、寄せると奪うが混同しているパターンです。まずはそれぞれの意味を整理すると、

【奪う】
ボール奪取
【寄せる】
相手に抜かれず、かつ相手との距離を縮め、自由を奪う

ということになります。ここは前提として押さえときましょう。つまり、寄せろ!とコーチングしているのは、その人に奪い切れと言っているのではなく、抜かれないように距離を縮めて、ボールホルダーの自由を奪え!と言われているんですね。

ではでは、寄せるのは相手への距離を詰めることはわかったけど、どれぐらいまで詰めたらいいのか。

相手に寄せるときは、【相手に触れる1メートルほどの距離まで寄せる】のが理想です。相手との距離が1メートル以上あると、相手はパスもドリブルも自由にできてしまい、すぐにピンチを招いてしまうよね。

監督の考え方としては、相手のボールホルダーに寄せて自由を奪い、横方向、後ろ方向にパスを出させたらOK。うちの場合はゾーンなので、若干異なる部分もありますが、原則論としてはこう考えます。ゾーンだとしても縦に行かせたあとの距離が1mを保つことができれば、OFは下げるしかないよね。

では、寄せる時のポイントって何なんでしょう?

それは、【相手がボールを受けることを予測、準備をして早く寄せる】ことです。

“寄せる”というのはボールを奪わなくてもいい、相手から自由を奪うことが目的です。そのため、【自分のマークがボールを受けてから寄せる、のではなくボールを受けることを予測して素早く寄せる】いうことが重要になります。相手がボールを受けてから寄せていては、相手がボールを受けた瞬間に1メートルの距離まで寄せることはできないですよね。
 
では予測して寄せるにはどうしたらいいか。簡単に言うと、その前のシーンを注視することです。目の前の自分のマークにパスを出そうとする相手のボールホルダーと、相手のボールホルダーにプレスをかけて距離を寄せる味方の守備を、しっかり観察しながらプレーする必要があります。

観察する時は、味方の選手が、相手のボールホルダーに対して寄せれている距離、角度、切っているコース、利き足を意識してやると予測した寄せが出来るようになります。

チームでこの感覚は共有しないといけません。この土台があった上で、インターセプトを狙う、トラップぎわを狙う、前を向いて向かせない、ディレイというDFの行動につながっていきます。

ちなみに寄せをスタートするタイミングは、ボールホルダーがパス動作に入り、違うプレーにキャンセル出来ない瞬間です。以前はボールホルダーが蹴ったと同時に、と言われていましたが、コンマ秒の違いで寄せれる距離はかわりますよね。

寄せる、言葉で言えば簡単ですが実際に考え方を理解した上でできる選手は少ないと思います。意識してやってみてくださいね。以上!!

頭で整理、身体で覚え、頭で整理の繰り返しですよ。

今回こんなブログを書きましたが、たまに俺は感覚で分かる、感覚派だからという選手がたまにいますが、監督から言わせると、それは感覚ではなく、考えてない、なんとなくやってるだけです。ほんまの天才はそうかもしれんけどね。


今回は、寄せるをテーマに書きました。寄せる意味、考え方の整理はできましたか?

パワーがあるときに不定期で書いていこうと思います。頑張って2週に1つ。これについて書いて、みたいなんがあればリクエスト待ってます!