シネマなお茶会 -2ページ目

シネマなお茶会

最近、映画館で映画観てますか?

心が揺さぶられる瞬間は家のTV画面からではなく…映画館のスクリーンで…

感動が何倍にも膨れ上がります。

1992年 アラスカの奥地の捨てられた小さなバスの中で
一人の男性の死体が見つかった。
遺体の名前はクリストファーマッカンドレス。
死後2週間が過ぎていた。

何も知らず部外者から見れば、
彼は裕福で賢く将来期待されているエリートな青年。
誰もが彼の謎めいた死を
不可解に思い事件は当時のアメリカを駆け巡った。

彼のセンチメンタルな思いは
誰にも語られることなく
彼の短い生涯と共に永遠に知る事はできない。

彼は何を考え、何を思いながら
遠いアラスカの地で眠りについたのか?

彼が最後に感じた
彼の思いは…憎む事ではなく
受入れる事だったんだろう。
どんなに強い人でも所詮は人間
神にはなれないし完璧ではない。
人は弱いから人間なのだ。
ただ彼はその事に気付くために
自分の命を犠牲にするしかなかったのかもしれない。
社会のルールを無視して
自分らしく誇らしく自由に生きると願った彼も
きっと死ぬ間際に悟っただろう。
取り返しのきかない人生の大切さを…
なぜ自分が生きているのかを…
誰もいないその小さなバスで
衰弱と死への恐怖に脅えながら
逃げ出したいと思っていた両親の暖かい思いに
きっと気付いていたに違いない。

映画を見る前から大きな本屋に行っても
本屋を何軒かハシゴしても
ジョン・クラカワーが書いた
この映画の原作「荒野へ」が見つからない。
見つからなくて良かったのかもしれない。
もし彼の足跡を知り、
彼の純粋で折れる事のない思いを知ったなら

少なくとも…

私は彼に共感し
彼の選んだように
その現実と社会から逃げ出してしまいそうな気がする。





そして、最後に…
みなさん映画館は自分の家ではありませんよ。
感動して涙が溢れて鼻水が流れ出ても

すするんじゃねー!!!

ズルズルと雑音が静かな映画館内に響く度に
映画に集中できないじゃないか!
感動も白けると言うものだ。
しかもそこって泣くとこか?と思うほど
なんでもない静かなとこで鼻をすすりやがって
もうちょっと音楽がある時とかにして欲しい。