慢性骨髄性白血病(CML)になって・・・ 薬剤師のメモ

慢性骨髄性白血病(CML)になって・・・ 薬剤師のメモ

2015年10月にCMLの告知されました。
治療の経過・調べたこと・思ったことなど

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ボシュリフ、順調に続いてます。

3年分の経過は別の機会で・・・

 

新しいTKI中止の報告が上がってました。

 

Assessment of Outcomes After Stopping Tyrosine Kinase Inhibitors Among Patients With Chronic Myeloid Leukemia: A Nonrandomized Clinical Trial

概要 重要性:チロシンキナーゼ阻害剤(TKI)は、慢性骨髄性白血病(CML)患者の生存率の改善に関連していますが、副作用、特に倦怠感や下痢にも関連しています。 TKIの中止は安全であり、一部の患者では無治療寛解(TFR)の達成に成功しています。 目的:米国のCML患者のTKI中止後の分子再発(MRec)および患者報告アウトカム(PRO)を評価すること。 設計、設定、および参加者:TKIを停止した後の生活(LAST)研究は、2014年12月18日から2016年12月12日まで、米国の14の学術医療センターから172人の患者を登録した前向き単一グループ非ランダム化臨床試験でした。 3年間のフォローアップ。参加者は、イマチニブ、ダサチニブ、ニロチニブ、またはボスチニブで疾患が十分に管理されている慢性期CMLの成人でした。統計分析は、2019年8月13日から2020年3月23日まで実施されました。 介入:TKIの中止。 主な結果と測定:中央検査による主要な分子応答の喪失(BCR-ABL1国際スケール比> 0.1%)として定義される分子再発、およびPRO(患者報告結果測定情報システムのコンピューター化された適応型テスト)が監視されました。液滴デジタルポリメラーゼ連鎖反応(ddPCR)は、標準的なリアルタイム定量的ポリメラーゼ連鎖反応(RQ-PCR)によって、検出できないBCR-ABL1を含むサンプルに対して実行されました。 結果:172人の患者のうち、89人が女性(51.7%)であり、年齢の中央値は60歳(範囲、21-86歳)でした。分子分析で評価可能な171人の患者のうち、112人(65.5%)が主要な分子反応を維持し、104人(60.8%)がTFRを達成しました。 TKI中止時(ハザード比3.60; 95%CI、1.99-6.50; P <.001)および3か月(ハザード比5.86; 95%CI、)でddPCRまたはRQ-PCRのいずれかによって検出できないBCR-ABL1 3.07-11.1; P <.001)は独立してMRecと関連していた。 RQ-PCRで検出可能なBCR-ABL1の患者の分子再発は50.0%(14/28)、RQ-PCRでは検出できないがddPCRでは検出可能なBCR-ABL1は64.3%(36/56)、両方で検出できないBCR-ABL1 ddPCRおよびRQ-PCRは10.3%(9/87)でした(P≤.001)。 12ヶ月のTFRの112人の患者のうち、90人(80.4%)は臨床的に意味のある疲労の改善があり、39人(34.8%)は臨床的に意味のあるうつ病の改善があり、98人(87.5%)は臨床的に意味のある下痢の改善がありました24 (21.4%)は睡眠障害に臨床的に意味のある改善があり、5(4.5%)は痛みの干渉に臨床的に意味のある改善がありました。 TKIを再起動すると、PROが悪化しました。

 
                                                                             

やっぱり来ました、下痢・・・

22時に500mg飲んで、朝5時くらいから、トイレ。

ただ、朝だけで、8:30以降はトイレ無しです。(現時刻22:30)

仕事中も問題なく良かったです。

明日の朝、同じ状態なら、頓服でもらったロペミン飲んでみます。

 

 

ボシュリフの副作用発現率と、投与開始後の発現までの期間中央値です。

(国内臨床試験データ)

下痢(93.7%) 1日

嘔吐(36.5%) 7日

ALT増加(38.1%)17日

AST増加(30.2%)21日

貧血(20.6%)21日

好中球減少症(22.2%)29日

血小板減少症(30.2%)37日

心嚢液貯留/胸水(3.2%/7.9%)57日

発疹(47.6%)

 

消化器症状が1日から、肝機能が2~3週、骨髄抑制が1ヶ月前後、薬疹は記載無し、(おそらく早い段階が多いと思います。)くらいのイメージで見ていこうと思います。

2年間服薬したタシグナとお別れし、今日の夕食後から、ボシュリフに変更になります。

 

先週受診して、ISは若干下がっていましたが、横ばいでMMR達成できず・・・

2年経過後のMMR達成は確率が低く、変更になるかなと思っていましたが、

やっぱり変更でした。

ただ、スプリセルになるものと思っていましたが、ボシュリフです。

タシグナとスプリセルはそこまで違わなく、どちらに変更しても、効果・副作用と飲んでみないと分からないので、せっかくならより強力なボシュリフとの選択です。

 

下痢、肝機能、骨髄抑制、体液貯留、薬疹・・・・などなどたくさん報告がありますが、また報告します。

飲んでる人、経験をお教えてください~~

 

TKIの服薬人数の推計が、薬剤師向けの雑誌に載っていました。(1年位前のデータです)

グリベック  約8,000人 (先発品のみ)

タシグナ  約2,900人

スプリセル 約4,500人

ボシュリフ 約330人

 

ボシュリフの330人て、血液内科医の約2,600人と比べても少なすぎです。

これから勉強します。

国内では初めての報告のようです。

以下、転記。

 

 慢性骨髄性白血病の治療薬「グリベック」を長期間服用し、症状が出なくなった「寛解」状態の患者68人に投薬を中止したところ、6割以上が3年間再発しなかったとの臨床試験の結果を、秋田大などの研究グループがまとめた。

 国内で長期間、薬の中止後も再発がないことを確認できたのは初めて。

 慢性骨髄性白血病の治療は、薬を飲み続けるのが原則だが、今回の結果を受け、診療指針が見直され、多くの患者が服用をやめられる可能性が出てきた。

 この病気は、骨髄の中にある血液を作る細胞が、遺伝子異常によりがん化して起こる。国内の患者数は1万数千人。2000年代に登場したグリベックなどの分子標的薬により寛解状態を維持できる患者が増加している。しかし薬の自己負担が年間数十万円になることもある。

 試験では、グリベックを3年以上服用し、高精度の遺伝子検査で白血病細胞が2年以上見つからない患者68人を調べた。14年から国内の26医療機関で投薬を中止。専門医の指導のもと定期的に遺伝子検査を行ったところ、43人(63%)は3年間再発がなかった。再発した25人(37%)も服用を再開したところ、全員が寛解状態に戻った。

 研究をまとめた高橋直人・秋田大教授(血液内科)は「服薬を長期間続けて状態の良い患者は、高い確率で薬をやめられることが分かった。ただ、自己判断で中止するのは危険なのでやめてほしい」と話している。

 

ご無沙汰してます。

途中1回診察したけど、まだ書いてない。

 

1回5000万って、もう訳分からない金額ですね。

 

【抜粋】

小児・若年者の急性リンパ性白血病が対象。

臨床試験では他の治療法が効かず骨髄移植ができない患者群に対し、83%の確率で効果を示した。

薬価は治療1回あたり47万5000ドル(約5200万円)。