ロキソニンって?

病院に行くとよくくれるロキソニン。もう知らない人がいないのではないかと思われる医薬品です。それが一般用医薬品として発売したのが「ロキソニンS」シリーズです。

ロキソニンSの成分であるロキソプロフェンナトリウムは胃にやさしいプロドラッグ製剤として発売しました。そしてロキソニンSプラス、ロキソニンSプレミアムを順次発売していきました。

 

以下参考リンク

 

ロキソニンを買いに行くときにどれを買ったらいいのかわかりやすく解説します。

 

ロキソニンSシリーズの違い

1.成分

ロキソニンS・・・ロキソプロフェンナトリウム水和物 68.1mg(無水物として60mg)

ロキソニンSプラス・・・ロキソプロフェンナトリウム水和物 68.1mg(無水物として60mg)・酸化マグネシウム 33.3mg

ロキソニンSプレミアム・・・ロキソプロフェンナトリウム水和物 68.1mg(無水物として60mg)・アリルイソプロピルアセチル尿素 60mg・無水カフェイン 50mg・メタケイ酸アルミン酸マグネシウム 100mg

 

ロキソプロフェンナトリウム水和物は共通ですが、ロキソニンSプラスには酸化マグネシウムが配合され、ロキソニンSプレミアムには・アリルイソプロピルアセチル尿素・無水カフェイン・メタケイ酸アルミン酸マグネシウムが追加されています。

 

酸化マグネシウム・メタケイ酸アルミン酸マグネシウムは胃の制酸剤として配合されています。ロキソプロフェンナトリウム水和物はプロドラックにより胃に優しくなっておりますが、より胃に負担をかけないようになっております。アリルイソプロピルアセチル尿素は痛みを抑えやすくするために入っていますが、鎮静作用もあるため眠気が出ることがあります。そのために無水カフェインを配合することでなるべくその副作用を軽減しているものと思われます。

 

2.飲み方

ロキソニンS・・・1回1錠 (15歳以上)

ロキソニンSプラス・・・1回1錠 (15歳以上)

ロキソニンSプレミアム・・・1回2錠 (15歳以上)

 

15歳未満の方は服用できません。

 

15歳未満の方が服用できないのは共通しているのですが、服用する錠数に違いがあります。

ロキソニンS・ロキソニンSプラスは1回1錠ですが、ロキソニンSプレミアムは1回2錠服用するようになっておりますので、飲む時は注意が必要です。

 

3.価格

ロキソニンS・・・(12錠)699円

ロキソニンSプラス・・・(12錠)753円

ロキソニンSプレミアム・・・(12錠)753円、(24錠)1274円

 

各価格を比べてみると、配合されている成分の違いにより値段が上がっております。

同じ12回分の価格で比べてみるとロキソニンSは1回58.25円、ロキソニンSプラスは1回62.75円、ロキソニンSプレミアムは106.1円になっております。

 

まとめ

優れた鎮痛効果を発揮するロキソニンSは痛みが我慢できないときにはすごく頼りになる医薬品です。あなたに合ったロキソニンSを服用してください。

痛みを我慢することでストレスになったり、痛みが我慢できなくなる前に痛みを抑えていきましょう。