サーティワンアイスクリームランキング PINKCREAM31 ~脱ハーゲンダッツして31アイスクリームでダイエット中 太ったらブログは即閉鎖-ロッテリアレギュラーコーヒー



210円で生まれる至福の時間ですね。
口当たりからコクのある味わいで、これが肉屋のコーヒーかという嬉しい悲鳴。
しかもコクがあるのに、味に曇りはみられません。
また曇った風合いを体感的に減らすための作為的なロースト感をみせるわけでもなく、素直に美味しいコーヒーであります。
ロッテリアという肉屋の作品という偏見さえなければ、美味しい。
でも美味しいと自信をもって言うことが不安になるんですよね。
しかもロッテリアという、作品がころころ変わりがちなお店だけにね。
後味には、スターバックスのような酸味の綺麗さは出てきませんが、苦み中心の味わいで悪いものではありません。
苦みは口の中の低域部分でびしっと角のある風合いを残し、細かさ滑らかさよりもコーヒー豆の野性味をシティーロースト系のタッチでまとめ上げたという印象。
出来立ては少し熱い気がしないでもありませんが、少し冷めるとこのコーヒーの真骨頂が見られます。
中盤に浮き上がる旨みのふくよかさはまさに圧巻。
苦みと調和しつつ、余韻も過剰に長くないまでも膨らみを感じさせ、それが持続力を持っているのだから恐れ入ります。
コクにも立体的な存在感があり、なるほどこれは凄い。
複雑さよりも親しみやすさにややシフトした感じを残しているあたりも、肉屋のコーヒーという視点では完璧なものと言えるでしょう。
香りと余韻におけるコーヒー豆の味わいの滲み方と高揚の仕方においてはドトールコーヒーが上をいくものの、落ち着きを持ってからのコクや旨みの風合いはそれ以上といえるでしょう。
まさか肉屋のコーヒーをドトールのスタンダード品よりも美味しいなんて言いたくもありませんので、言わないのですが、察してくださいよとは言っておきましょう(笑)。