面白かった。
全然、期待せずに見に行ったのだが映画館で観れてよかったと思える作品。
いろんな意味で「生」を感じれる。
主人公の北町貫多は旧約聖書の士師記とやらに登場するサムソンみたいなもので
まぁ自分の欲望に正直で小ずるくないぶん好感がもてる。
メシをかっこんで食べるところとか酒を煽ったりのシーンがとにかく良い。好きだ。
ぶっちゃけ、覗き部屋のシーンも好きだったりする(笑)
なんだろう。
ゴキブリのような、溢れんばかりの生命力を感じるこの主人公。
未来に希望もないし、そうとうひねくれてるし、どうしようもない人間だけど
おまえらも上品ぶってるけどよ、一皮めくれば俺と一緒なんじゃないの?
って問いかけられてる気がする。
こんだけ生きることに貪欲だと
もう逆に憧れるわw
でも最後まで「苦役列車」ってタイトルの意味は分からずじまいだったが
時折、聞こえる列車が通過する音や汽笛、、、
この映画は音の使い方やBGMも本当に自分は好きだ。襟裳岬を選ぶセンスも好きだし
襟裳岬を歌うまえに映るマキタスポーツさんの土色の顔も好きだ。
うん、いい映画だ。
観に行ってよかった。