すっごく
すっごく
絵を描きたい
描く時間がない

時間なんて
むりくり帳尻あわせて
作り出さなきゃ
空きはしないもんだ

でも
そのむりくり帳尻あわせる
気力も
ない

でも
描きたい気持ちで
いっぱい

なにを
どんなふうに
描きたいのかもわからないのに
目の前に
画用紙と鉛筆を置いてみたり
真っ白な画用紙を睨みつけて
唇を噛む
点1つ 線1本
画用紙に落とせぬまま
時間に逆らえず

この真っ白な画用紙に
どんな絵が描かれるのか
初めからわかっていたら
ひとつもおもしろくない

人生もきっとおんなじ

何も描かれていない何かを睨んで
時間に逆らえずに
進むだけ

いつか
心の中にあるなにかを
描いてやるって思いだけが
睨みつけた先に
ある
仕事をする時は
(趣味でも家事でも)
ゴミ袋持参
片付けながら仕事をすれば
仕事が終わった時に
片付けも済んでいる

後でまとめてやろうなんて思っていると
時間ばかり経過する
どんな職種
どんな趣味
芸術でも運動でも
たとえば日常のほんの些細な事だとしても

秀でている人は
所作がきれい

無駄がなく動けるということが
早くきれいにできるということ