次に重要なのは動線です。

この場合の「動線」とは、人の歩くルートだと思ってください。

前述のとおり自分なりに間取り図のなかで生活してみた結果、いつも階段のまわりをぐるぐる回らなければならないとか、家族と廊下ではち合わせになる、などという場合、動線が自分にあっていない証拠です。

こんな場合も設計者とじっくり話し合うべきです。

日本人は畳というモジュールを使って広さを表現してきました。

歴史的にみても、畳は日本人のなかにすっかり浸透しています。

日本人の誰もが、「畳何畳ぶん」といわれてすぐにその広さを実感できるからです。