ph0n1cのブログ

10Dec
- はじめに2
  自分語りパート2。幼少期～小学生時代昔過ぎて細かいことはあまり覚えていないが、マイペースで誰にでも優しく、平和主義な子どもだった気がする。初めての集会デビューがいつだったかはわからないが、座席にセットしてある注解用のマイクを取って歌い始めるという奇行を起こしたことは覚えている(その節はすみませんでした……)。両親が離婚して以降、落ち込む母をよく見ていたため、無意識に行動の基準が「母が悲しまないかどうか」になっていった。また、この頃から既に自己犠牲的な性格の片鱗が出てきており、お弁当を忘れたクラスメイトに自分の分を丸々あげたりしていた。小学校に通い始めた頃、集会で壇上から話している兄弟を見て「自分もあそこに立って喋ってみたい」という無邪気な理由で神権宣教学校に入校し、母に原稿を作ってもらって初めての割り当てを行った。後から聞いた話だと、本当は時間をオーバーしていたが、タイムキーパーの兄弟がベルを鳴らさないでいてくれたらしい(その節はありがとうございました……)。伝道者になってしばらくした小学3年生の頃に引っ越しをし、自分と同年代の2世が自分含めて5人いる会衆に交わるようになった。会衆の兄弟姉妹にはよくかわいがってもらい、5人＋他の会衆の同年代の子数人とで開拓者の姉妹の家に泊まりに行ったり、釣りに連れて行ってもらったりした。家族研究らしい家族研究はなかった(稀にあったが続かなかった)ものの、集会と奉仕は頑張っており、小学6年生の時には先生に非公式の証言をして書籍を渡したこともあった。中学生時代部活は強制だったが、運動苦手なパソコン大好き人間だったためパソコン部に入り、2世あるあるの「運動部・吹奏楽部に入りたがって親と揉める」というイベントは発生しなかった。しかし、妹含め会衆の同年代の子たちは運動部に入るなどした結果離れ始め、最初にいた5人は最終的に自分だけになり、寂しい思いをした。相変わらず家族研究らしい家族研究はなかったが、ある若い兄弟が僕と研究してくれるようになり、知識面では成長するようになった。ただ、今思えば本来は個人研究や祈りを通じて神との個人的な関係を築く努力をし始めるべき時期だったと思うが、考えが甘くそういうことは特にしていなかった。「母が悲しまないかどうか」とか「(本心ではどう思っているかは別として)クリスチャンとして模範解答かどうか」で行動しており、反抗期らしい反抗期がなかった代わりに自分の意志というものが薄い子どもだった。高専生時代地元の高専に入学したところ、同学年に2世が自分含めて4人いるという2世的には恵まれた環境になった。会衆には同年代の子がいなかったため、素直に嬉しかった。が、みんなシャイだったこともあって、4人で集まって何かするみたいなことはなく、何となく存在を意識して、自分が一人じゃないことに元気づけられるという程度の関係性だった。そうこうしている内に在学中に自分以外のメンバーが次々と献身し始めたため、「2世は高校生くらいになったら献身するのが模範解答だ」と考えていた僕も後を追うようにして献身した(今思えばこれは急ぎすぎで大変良くなかった)。その後も、自己犠牲の精神から、僕のことが好きと分かっている女の子の家に行って勉強を教える(一応補足しておくとやましいことは何も起きなかった)というヒヤリハット事案を起こしたりしながらも、「見た感じ順調な2世」として過ごしていた。進路を考える時期になり、同級生が大学に編入したり、専門技術を活かせる企業に就職したりしていく中で、「2世は高校を卒業したら開拓奉仕を始めるのが模範解答だ」と考えていた僕は、内心同級生を羨ましいと思いながらも塾講師という(世間的に見れば)イレギュラーな進路を選んだ。当然担任の先生にも「なんで……？」みたいな反応をされたが、一応ちゃんと「宣教奉仕に時間を使いたいため」という模範解答をした。卒業後～不活発になるまで塾講師をする傍らで開拓奉仕を始め、開拓者学校に参加したりもした。恐らく模範解答的にはこの次のステップは「奉仕の僕になる」とか「必要の大きな場所へ移動する」とかだと思うが、ここで伸び悩み始めた。今思えば要因として次のようなものがあったと考えている。開拓奉仕を始めた動機が信仰によるものではなく、「それが模範解答だから」だった内気で心が繊細(HSPと診断されたわけではないがHSPだと自分では思っている)なこともあり、知らない人と話したり、時には攻撃的な言葉をぶつけられ得る奉仕がかなりストレスだった土台がしっかりしている人はこれを信仰で乗り越えていくと思うが、所詮「知識」だけでしかなかった自分にはそれができなかった妹が就職して実家を出たり、同級生の結婚・出産といった情報が時々耳に入ったりし、「自分の人生」を歩めている彼らと、自分の意志がなく周囲の期待に従い「模範解答」をなぞっているだけの自分とを比べて虚無感を覚えた何かと寂しさを感じることが多かったため結婚願望が強かったが、クリスチャンとして落ちこぼれの自分を好きになってくれる人が見つかる未来が見えなかった土台がしっかりしている人はこれを信仰で乗り越えていくと思うが(ry 集会が週3回から週2回になった際、母子家庭故に家族の頭が自分だったため家族の崇拝を自分がやらないといけなくなったろくに家族研究をしてこなかったため何をしたらいいのかわからなかった家族の頭は自分ではあったが、力関係としては親の方が上だったというアンバランスな環境もストレスだった当時過干渉気味だった母と、成人したのでもう少し自由にさせてほしいという僕との衝突がよく起きていた簡潔に言えば「ちゃんとしていたつもりが実はポーズだけで、土台をおろそかにしていたツケが回ってきた」という感じだが、当時は上に記したような自己分析もできず「なぜかはよくわからないけどずっと苦しい」という気持ちしかなく、鬱っぽくなっていった。同じ頃にアダルトチルドレンという概念を知り、何となく感じていた生きづらさが言語化されていることに衝撃を受けると同時に、自分が無意識に「いい子」でいたがる傾向が強く、そのために疲れてしまっていることに気付いた。露骨に元気がなくなっていく僕を見て会衆内・会衆外の兄弟姉妹も様々な援助を差し伸べてくれたが、その努力も虚しく開拓者を降り、程なくして集会にも行かなくなった。
- はじめに
  目的誰かに何かを伝えたいわけではなく、JWのネガキャンをしたいわけでもなく、ただ過去から目を背け続けるのをやめて自分の足で歩き出すために、自分と向き合い気持ちを整理する。そのため、ハッシュタグをつけたりはしないし、コメント欄を公開する予定もない。誰かがこれを個人的に眺める分には構わないが、自分の主張を補強するための材料のような使い方は認めない。(関連しそうなタグを覗いてみたところ、ここは割と治安がよろしくなさそうなので、もっと静かに暮らせそうなブログサービスにお引っ越しするかもしれない。)想定する読者目的にも記したとおり、誰かに何かを伝えたいわけではないため想定読者も何もないが、用語に関する説明等はしない。そのため、日常的に集会に出席していた経験があると読みやすいかと思う。簡単な経歴時期に関してはあまり覚えていないため誤情報を書いている可能性が大いにある。小学校上がる前くらいに母が献身同じ頃に両親が離婚(原因は聞いていないが、父が反対していたという記憶も特にないので宗教はあまり関係ないとは思っている) 小学校低学年の間に伝道者になる高専1年生くらいの時に中学生の妹(未献身)が離れる高専3, 4年生くらいで献身高専卒業後は塾講師をしながら開拓者に 2, 3年くらいしたところで失速して不活発になるそのまま不活発な成員として10年程実家で暮らす 2年前に一人暮らしを始める

はじめに2

はじめに