素敵なみなさま、おはようございます。連休はいかがお過ごしでしたでしょうか?
私は、週末までお仕事。そして、日曜日は、ピアノ練習にいそしみ、昨日は、私のピアノの師匠のリサイタルでした。
響きの良いホールにスタインウェイ。
そして、先生の緻密で優しく、純粋で誠実で清らかな演奏!
時に甘く、時に男性的で。
もう、もう、酔いしれました!
昨日は、私を含め4人でリサイタルに参りましたが、実は、このメンバー。私を中心につながっております。
一人は、高校の同級生で、最近、私のもう一人のピアノの師匠である鎌倉のピアニスト先生のもと、ピアノを再開した友人。
そして、一人は、私が大人でピアノを再開したときに、同門だった方で、フルートの名手。
そして、一人は、大学の同級生で、当然ながら、薬剤師。
でもね、少しずつ、弾きあい会をご一緒したり、こうしてリサイタルをご一緒したりするうちに、旧知の友人のように。
リサイタルの日の、別の楽しみでもあります。
さて、リサイタルは、古典からロマン派と幅ひろい、曲目でとても楽しめましたし、いつも、思うのは本当に私の先生、ミスがない。今回はちょっとなんてことは一度もないです。
アマチュアのしかも大してピアノの技量の
ない私たちにとって、リサイタルは純粋に音楽を楽しむ場であるとともに、あこがれを募らせる場でもあります。
ステージ上の、ピアニストが弾く曲、
『あの曲弾けたらいいな!』
『絶対、あの曲を勉強したい!』など。
まして、いつも、自分の近くでレッスンを見て下さっている先生の演奏は、その憧憬の思いをより多く、かき立てるものです。
もちろん、先生の様には弾けない!どころか、もう、手も足も出ない!という曲だってありますが。
そして、その憧れの曲に自分がたどり着けたとき、出来はともかくも、大きな喜びになるのです。
『私は本当に、ピアノサークルの中でも一番下手なくらいなの』と、演奏会後のお茶タイムに話すと、心優しい友人たちは
『そんなことないわよ。謙遜しているわ!』と、口々に励ましてくれるのですが、実際のところ、私は正しく自己評価をできていると思っています。
そして、それは、ピアノの技量を嘆いているわけでも、いじけているわけでもなく、それでも、ピアノを愛せる自分への賛歌であったりもします。
友人たちとのリサイタル後の会話も弾み、素敵なマチネの日はあっという間に過ぎ去りました。
そして、昨日の先生の演奏曲の中から、次に教えていただく曲を勝手にきめました。
先生がどう、おっしゃるかは、不明ですが。。。
リサイタルの日の、気分ウキウキ!
本当に、光り輝く大切な私の時間でした。