ピアノのレッスンで、
よくお母さんが言われます。
「ほんとにうちの子ピアノの練習しないんです。
どうしましょう。こんなんだったらもう、
やめさせましょうか」
待ってください、お母さん!!
早まるでないよ。
ピアノの練習は本当に我慢する力の要ること。
友達が遊んでれば、一緒にあそびたいし、テレビが面白かったら見たいし、となりでお兄ちゃんがゲームしてたら、うらやましい。
お母さん自身、そんな誘惑に負けない心持ってますか?
ピアノの練習、私も嫌いでしたよ。
出来れば、練習しなくても上手になりたかった。
でもね、ある日きっと気づんです。
やらなくちゃ上手くなれないって。
習い始めの頃は楽譜も簡単だから、練習していかなくても、すぐ弾けて先生に褒められます。
でも、本が進むと、なかなかそうは行きません。
わたしの経験からいくと、この頃からです。
集中力が養われていったのは。
練習してこなかったことを見抜かれないように、
先生の前で、強力な集中力を出すんです。
そうです。
初見の力です。
はじめてみた楽譜をさっと弾く。
これは、集中力、感が物を言います。
今でも、この初見の力は役に立ってます。
これも練習嫌いのおかげ?〔笑〕
でも、これもそう甘くはありませんでした。
やはり、難しい曲になると、ダメですね。
「あら、練習してないの?これじゃあねぇー」
「す、すいません。」
がっかり。
でも、このころになると、
なんとなく色んな曲が弾けるようになっているので、面白くもあり、負けん気も出てきています。
こうなれば、もう、今度は頑張る気持ちが勝ってきます。
忍耐力もついてきます。
誘惑にも負けてなんかいられません。
上手くなりたい気持ちが、かなり強くなってきます。
今思えば、母とも喧嘩、
「ピアノ弾いたの?」
「今やろうと思ってたのに、おかあさんが言うから、
やる気なくなったわ」
と、憎たらしい子供でした。
母もよく耐えてたと思います。
今は、昔と違って、スマホやタブレットでゲーム、誘惑がつよい時代ですよね。
こういったものは、反射で事が進んでいきます。
それに比べて、楽器の練習は時間がかかり、反射だけでは前へ進めません。
頭の奥底で考えていかなければなりません。
そして、コツコツやっていくには、強い精神が必要になっています。
このような、ゲームなどの誘惑に負けない精神力です。
忍耐力がいるのは、もしかして、先生や親のほうかもしれませんね。
そんな環境の中ですが、頑張って、一人でも沢山の音楽好き人間を育てていきたいと思います。
さ、がんばろ=!!
