武内朋子リサイタル2019
ヴェルレーヌの詩に寄せて
2019年11月8日 金曜日
19:00開演
杉並公会堂 小ホール
壮絶な人生を送ったヴェルレーヌの詩に、フォーレとドビュッシーが曲をつけた作品だけを集めたリサイタルです。
同じ詩で、フォーレとドビュッシーが考え感じた音楽の違いをお聴きいただけます。
そして、フォーレの大作 「優しい歌」
ドビュッシーの大作 「忘れられた小唄」
どちらも、フランス歌曲を代表する、フランスの香り漂う美しい作品です。
今ぼくは、今回のリサイタルの準備をしながら、今年4月に始めてフランスを訪れ、その時の景色や空気や街並に影響されている、と感じています。
何度も弾いているフランス歌曲の音の「響き」や、改めて読む「詩」に、毎日新しい発見があり、また、ぼんやりとしか想像出来なかったことが、明確なイメージに変化しました。やっとフランス歌曲の世界の入口が見えたような気持ちになっています。
今回のリサイタル、聴いていただけたら嬉しいです。