あけましておめでとうございます。

本年も、素敵な音楽とお笑いについての深い洞察(=妄想)に満ちた自己満足ブログを誰に向ける
わけでもなく、不定期にだらだらと書き連ねることをここに高らかに宣誓します!

で、一発目は前回がJ-ラップ(この名称でいいのか?)だったので、今回は本家本元で。

あんま詳しくないんですけど、いわゆるラップとしてレコード化され商業ベースに
乗ったものとして一番最初に世の中に認知されたのが今日のこの Sugarhill Gang & The Grandmaster Flashの"Rapper's Delight"らしいんですね。

4 :00 あたりから始まる、シックの「グッド・タイムズ」のベース・ラインを元ネタにしたトラック
でラッピング!やっぱカッコイイなあ~。

本家は80年ごろ?なんですかね。今日の映像は95年なので、おそらく想像するに「あの伝説のお方
(グリーンのスーツ姿のブラザー・コーンみたいなお方)が登場!」ってな感じのステージになっているようですが、
観客の盛り上がり方が半端ないです!

まさに観客参加型のHipーHopのライブで、「セイ・ホー! ホー!、セイ・ホー、ホー! ホー、ホー!」とか
「サムバディ・スクリーム!」などの色んな定番ネタの目白押し!

黒人文化に根ざしたものが、ラップの本来的な姿なんでしょうね。



とはいえ、黒人以外がラップするってこと自体がもはやすでに当たり前になっているわけでして、
ブラック・カルチャーがメインストリームのカルチャーにどんどん吸収されていく(=搾取されていく)というのが
ロックン・ロール(というかジャズからそうなのかも知れませんが)以来の悪しき伝統なんですね。

そんな意味もこめて、僕の大好きなB級映画「ウェディング・シンガー」のラストの有名なお婆ちゃん
のラッピング・シーンもご紹介。




しかし、本場の黒人がJ-ラップを見たらどう思うのかなあ?でも前回の Sold'Out も Zeebra とかも帰国子女だったりするからネイティブが聞いても違和感ないんですかねえ~。

ブラック・カルチャーへの憧れ=お笑い になってしまっていた「昭和」とはもはや時代の空気が違うのかなあ。

↓ ものすごい昭和ネタです。すいません。でも好きなんです。時代的に早過ぎた感がありますねえ。



何気に「セックス・マシーン」と「グッド・フット」が上手い具合にミックスされている...