こんにちは

*12月から、土日は、寝坊したいため、
睡眠確保・体力温存のため、
早起き必須の今朝ソラをお休みし、
一般記事をあげています

年末に訪れたスマランでは、
滞在最終日、空港に行く前に
いくつかの市内観光をしました

その一つが
こちら、中国寺院のサンポーコン寺院
(三保洞寺院)です

なかなか伝わらないかと思いますが、
とにかく、大きすぎる

世界中、どこへいっても存在する
チャイナタウンと同じく、
中華系民族のたくましさが
ここにも象徴されているような…

今回は母子旅ということで
すべてに安全を期し、
案内の人が車で連れて行ってくれる
お任せツアーを利用したのですが、
最初、どこへ連れて行かれるのか
よくわからずで、車窓から
「SAM POO KONG」の看板を見て、
この派手派手そうなところに
誰が行くんだろうなぁ…

と思っていたら
自分たちだったという…

とにかく、赤赤赤…





目がおかしくなります

が、入り口で、
「ここから先はご自由にご覧ください」
と運転手は駐車場の車で待機

私たち2人だけ、
いきなりこの派手派手中国寺院に
放り出されたのです、が…

オールアウェイ感満載

問題は食事

私はホテルで朝食を
たんまりいただいてきたので
お腹いっぱいだったのですが、
そろそろお昼

子どもはそういうわけにもいかず
「お腹すいた〜
」と

待ったなし

よくわからないお土産物店や屋台が
いっぱい並んでいるのですが、
値段もまったく表記されていないし
ぼったくられそうな予感とともに、
なにより衛生上、激しく不安が…

その中でも
比較的お客さんがたくさん来ていて、
忙しいからか、
夫婦と思われるおじさんとおばさんが
なにやら喧嘩しながら

やっているお店のサテを
食べてみることに…

そう、屋台では
お客さんがいっぱいいるところは
流行ってる、ということで、
とりあえず、食品は古くないし、
お腹をこわす確率は低い…
というのが究極の選択の鉄則で…

それでもハエがブンブン飛んでいて

でもそのハエから食べ物を守るべく、
おじさんとおばさん、
なんとか、焼き上げたサテは
紙で覆ったりして頑張っていたので、
とりあえず3本だけ、
子どものために買いました

日本円で100円くらいかな?
お米をちまき風に蒸したものと
酸っぱい小さな紫玉ねぎみたいなのが
付いてくるのもインドネシア風です

鶏肉のサテは甘辛くてまさに焼き鳥、
子どもは10本くらい
食べたそうでしたが、
万が一のことを考えると
これから飛行機でジャカルタに
帰らなくてはならない身としては、
とりあえず少量で我慢をさせました

食中毒になると、経験上、
早ければ3時間ほどで
お腹が痛くなってくるので、
移動の場合は、
やはりあやしきものは
遠ざけるしかなく…

ロントンもサワーな付け合わせも
子どもは食べないので
私がいただきましたが、
やはりローカルならではのおいしさ

結局、お腹は壊さなかったので
もっと食べてもよかったですが、
こればかりは後だからこそ
言えることで…

で、なんとなく
小腹が少し納得できたところで、
派手派手な中国寺院を
見学することに

なんども言いますが、
デカイ、そして、やたら赤くて派手

なんだか、
韓流ドラマか華流ドラマの中から
出てきたような、
コスプレの人たちも…

さらに目がチカチカ…

どうやら
有料の変身サービスがあるようで、
変身した人たちは写真を撮ったりして
とても楽しそうでした

たしかにこのシチュエーションなら
ドラマが撮影できそう…

スマランに最初着いた時に、
空港に迎えにきてくれた
現地の運転手さんに、
「日本観光客はいっぱい来ますか?」
と聞いたところ、
「ぜんぜん
中国人ばっかりだよ」

と言っていた理由が、
こんなところにあるのではないかと
思ったのですが

そもそも
なぜにこんな大きな中国寺院が
このスマランにあるのか???
その歴史をひもとく大きなレリーフが
敷地内にありました

中国の鄭和という人が
明の永楽帝に命ぜられて
このスマランにたどり着き、
建てたのがこのサンポーコン寺院
なのだそう

説明文によると、
このレリーフはその時の光景を
描いたもののようです。
この鄭和という人がイスラム教徒で、
もともとこの寺院は
イスラム寺院だったらしく、
現在は中国寺院として
多くの中華系の人たちが
多くの中華系の人たちが
お祈りに訪れていますが、
そのゆかりで、
インドネシアのローカルの人たちにも
愛されているのだそうです

こちらが「三保大人」と呼ばれる
鄭和を祀った本堂のようです

本堂の前にある巨大な鄭和の像の前で
ムスリムの人たちが
こぞって記念撮影をしていました

ヤシの木と中国寺院

来月2月半ばは中国正月、
きっとこのサンポーコン寺院も
さらに賑わうのでしょうね

それではみなさま
すてき日曜日を
お過ごしくださいね

ありがとうございます
