お久しぶりです 皆さん、このような課題もあるということを忘れないでください。こんなもの弱者の呻き声で聞くに堪えぬと思う人は、20年後にあなたが直面する問題を、看過しているだけです。一般論としては受け入れるのに、大きな差し障りのあるテーマです。ご近所さんでないとわからないというほどローカルではない。でも、普遍的なテーマなのか判然としない。

 

いつでしたか、バリアフリーというのが大義名分になりましたね。25年くらい過去のことです。そのころ、私は足を骨折し松葉杖でやっと地を這っていました。歩道を自転車が走ることに悲鳴を上げました。幅60㎝の歩道に自転車を乗り上げて、車道がスカスカなの歩道を走るというに輩がいて難儀した覚えがあります。

 

車道において自転車とか原付とかは弱者です。しかも接触した場合、物理法則を持ち出すまでもなく、車両側の運転者に怪我などあるはずもない状況で、自転車運転者は生死の際に立たされます。

 

要素は多岐にわたります。バリアフリーとか言って、それまで侵入に困難があった自転車の歩道へ侵入を容易にする、施策が30年ほど前に一斉に全国で行われました。美名のもとに建設業に対する公金投入による支援であり・失業対策であったと思います。

 

バリアフリーになって、恩恵を受けたのは、身障者だけでなく高齢者がとても恩恵を被ったように思います。それはとても良いことです。

 

しかし、最大の利益を得たのは自転車でしょう。段差が取り払われて、最大の変化は、歩道を自転車が走ることが可能になったことです。あれは、自転車が走ってよいという行政のお墨付きとは無縁です。お年寄りや障碍者が、歩行しやすいようにする施策でした。

勿論、一部に、政令により、自転車が歩道を走ることの許された区間は限定的に存在します。

といっても、そもそも交通法規を理解していないもしくは知らぬふりをする自転車運転者には、単にバリアが取れたから走っているというだけのことでしょう。

 

一部自動車専用道というものがありますが、中途半端な措置ですね。

 

歩道に自転車が疾走する現状、弊害が増幅していることの基底にあるのは、段差が解消されたこと。つまり、バリアフリーと称して行われた道路行政側の施策です。これは国土交通省行政の分野ですか。自転車専用道は、国土交通省行政と警察の公安委員会のコラボですかね。とてもお粗末な印象です。

 

本来、自転車は車道の左端をつつましく走るものでした。つまり、法律を、道交法を解釈するとそういうことになりますね。

さてこのルールが定められていますが、自転車から見て自動車は恐ろしく、接触でもしようものなら大事故。自転車は大破損、自身も大怪我といったとこらでしょうか。

その可能性を、常に意識しつつ行動するのが、是非は置いておいて、自転車の悲しい立場です。

 

それでは,歩道を走る自転車はどうでしょうか。

 

歩道の自転車は、一転して王様です。速度が最も早く、質量が最も多い。物理的に最強です。(つまり衝突しても被害がごく少ない)特に、電動アシスト自動車は凄いですね。お子様の重量、モーターとバッテリーの重量が加算され、これで当たり負けはありません。相手がプロレスラーとか、ラガーとか、相撲取りでない限り、精神的優位は明白です。おばあちゃんなんか跳ね飛ばして余裕です。

 

精神的弱者が強者に転じました。

弱者が強者に転ずるという、とても稀有な立場の変換が発生しました。

それでは、王様になった自転車は、自身が弱者であった時の事情を酌み、弱者である歩行者、歩道の本来の主体である歩行者を、労わり、慈しみ、一歩下がった立場で歩行者に接しているのでしょうか。

とんでもない、王者の立ち振る舞いなどありません。王様撤回、ただのチンピラです、強気にふるまい虚勢を張るだけです。自転車は凶暴なテロリストです。

 

ここで、行政が複数絡むこともあってか非常に問題であると思う事例を提示します。

 

横浜市港南区港南中央です。

ロケーションを説明しますと、地上には旧港南区役所の前にして、地下鉄ブルーラインの駅の地上出口があります。隣接して警察署と、消防署があり、なんというか、少々いい加減な奴でもここだけはすごすごと通りそうな場所です。

 

地下鉄の出口とセットになっているバスストップは数分ごとに乗り降りがあります。

沢山の、主に老齢の方がバスを待ち、常に込み合っています。

 

何故でしょう。上大岡のバスステーションが巨大すぎて、老齢の方には歩行距離が長すぎるからです。こちらの方面の上大岡のBSは、ステーションの奥にあり地下鉄を出た場合は特に一番遠いのです。地下鉄で横浜・館内から帰ってきた老齢者の方には、上大岡バスステーションはひどく高齢者を鞭打つような施設にしか見えないでしょう。そのような煩わしさを避けるために、老齢者は港南中央で地下鉄を降ります。

地下鉄の真上にBSがあるのです。

 

したがいいましてバスストップは混雑するのですが、ここに自転車が突入してきます。

強気の男性。電動自転車の女性。高校生。高機能自転車の人(なぜ車道を走らないのかわからない)。

地下鉄の出口とBSを取り巻くような幅1ⅿ程度の迂回路もありますが、ここを自転車が疾走するのです。つまりやりたい放題です。

 

すぐそばに警察署があるのに、認識していないようです。しかし、この問題は、半年とか1年とかで、新たに発生した問題とは思えませんから、長年放置していたということなのだと思います。認識していないのではなく、見て見ぬふりをしていると理解できます。警察が放置しているからやりたい放題なのでしょうか。この場合、警察は無能と評されても仕方がないのだと思います。

 

乳母車の女性が、自転車の突進に対し路を避けるのを見ると、とても痛ましくなんてことだというか何か規制はできないかと思います。でも規制は既に存在するような気がします。

でも行使されていない。つまり機能していない。行政は複合的に無能なのですね。