フェイスブックを始めたため、その時、その時の思いは、つい、そちらに書いてしまいます。せっかく、ブログをのぞいてくださった皆様、すみませんでした。
というわけで(って、どんなわけなのだ~)、サマーカレッジ、おかげさまで、
すべて終了しました。本当に、ありがとうございました。
大阪から始まり、最後の神戸へと、参加してくださった皆様の心は、きちんと
バトンタッチできたと信じています。
そもそも、僕が、うちの所長の研修会に参加し始めた理由。
それは、最初のうちこそ、「二本松さんって、すごいなあ」と感激しっぱなし
だったのですが(今もそうですが)、それよりも何よりも…つづく…。
あ、うそうそ。今、書きます。
講師がメインじゃないんです!
所長が繰り出す遊びは、横にも斜めにも縦にも、すなわち、縦横無尽に
人間関係の糸を張り巡らせていくっていう魅力なんです!
学級経営につながる、大事なものが、いっぱい入っているんです!(だから、
教員に、もっともっと参加してほしいんだなあ)
つい、僕らは、間違えてしまいがちですよね。
講師がメインだって。
もちろん、様々な遊びや歌、ダンスを提示するのは僕らですが、
それをどう感じ、どう活かすかは、受け取った人、一人ひとりの自由。
みんな違うわけです。
子ども達との間に、どんな花を咲かせてゆくのか。
子ども達が持っている可能性を、どこまで開いてゆくのか。
いつも、いつも、気をつけているところなんですね。
僕らが示すことは、「きっかけ」にすぎないのかもしれませんね。
何回か参加してくださっている方が、話してくださいました。
「毎回、そこに集まる人が違うから、同じ遊びでも、まったく違う発展をして
おもしろいんです。だから、よその会場にも行きたくなるんです。」
ここですよね。
ここ、ここ!
いろいろな人がいて、良いんだ…と、思える心。
これがあれば、今の自分が担任している子ども達を
今よりも、大きくて、広い心で受け止めることができるでしょ?
昨日の自分を追い越すことが、できるでしょ?
これって、こども達だけのことじゃなくて、
大人の世界も同じなんですよね。
いろいろな先生がいて、良いのです。
いろいろな人がいるから、地球はおもしろいのです(おおげさかなあ?)。
このサマーカレッジのみならず、ず~っと、話してきた言葉があります。
それは、「やっぱり、戦争ができない国の方が、はるかに良い」ということです。
そのわけ?
だってさ、明日も遊ぼうって、言えなくなるでしょ?
心の底から笑えなくなるでしょ?(免疫力、低下なのだ~)
好きな人に、会えなくなるでしょ?(やだやだ~)
海外旅行にも、行けなくなるでしょ?(おおっ、スイス~!)
歌いたい歌が、歌えなくなるでしょ?(だ、だよねえ)
でしょ、でしょでしょ?
ほら、見上げてみてくださいな。
いつの間にか、秋の空でしょ?
僕はね、これからも、見続けていたいんです。
夕焼けに抱かれていたいんです。
金木犀の香りに包まれていたいんです。
ただ、それだけ…。
それだけで、いいんです。
なぜなら、せっかく生んでもらえた、ひとつだけの生命だからね。
一回だけの人生だからね。
さて、来年のサマカレ、どうなるかは未定です。
ある程度は、日程も出ていますが、同じ形でできるのか、
それとも、変化するのか。
これから、考え、悩み、話し合っていきますね。
何でも、平和じゃないと、できないことばかりなんですね。
それでは、また来年、お会いできることを祈って。
ごきげんよう(…うん?)。