去年の3月、めちゃめちゃ忙しかった。
息子②と娘の受験、息子①の転勤and引越しが重なった。
週末は息子①の家に行って荷造り。
平日は娘の書類書いたり、制服などを買いに行ったり。
自分の病院に行ったり。そん時は抗がん剤じゃなく分子標的薬をしてた。人生で一番忙しかった。
救いは息子②が大学を落ちたことだ。
息子②には悪いが、合格してたと思うとヤバかったと思う。
どれも子どものためだ。今の私が出来ることを精一杯する。私が出来ることなんてたかがしれているのだ。
でも、無理しすぎた。
体調が悪くなった。空咳がでてとまらない。
当時はまだそんなに白い目では見られなかった。
でも、手を止めるわけにはいけない。
とりあえずやれることは1つを除いてやった。
途端に体が動かなくなった。
救急車は嫌だったが動けないから仕方なくよんだ。
家が散らかってるせいか、救急隊員がひとりだけきて、
手を引かれ歩かされた。救急車呼んだ意味あるのか?
数步あるくとぜーぜーなってしんどいのに、無理矢理あるかされた。どうにか救急車に乗ることができた。ここからはあまり覚えてないが、SPO2つけたあたりからびっくりされる。ちゃんと意識もあるし会話もしてたからだと思う。
つづく
