梅雨だけど・・・梅雨のなかでも
どんどん夏へと向かっていっているのが
肌で感じられる今日この頃ですね!
「あつ~い 」
↓ から
「暑いッ!! 」
へ。
ダルーい暑さから、
ギラギラした暑さへ・・・。
ジリジリと焼けるようなエネルギッシュな太陽は、
最近嫌いじゃない私♪
あわよくば、太陽からエネルギーを吸収してやる!
というつもりです
さて、
水曜日はお茶のお稽古日。
とうとう・・・「お濃茶デビュー 」しちゃいました!
でも、
お点前が・・・
薄茶でさえままなっていないのに、
さらに覚えることがいっぺんに増え、アタフタアタフタ
徐々に手で覚えていきたいと思います
お軸は
「夏雲希峰多し」
夏の雲はまるで連なる峰のようだ・・・という句だそうな。
頭の中に、夏の風景が浮かびます
こういった句で
季節ごとの風景をお茶室に持ち込もうとした
日本人の空間への、美への配慮って
味があって、ステキなものだなーとしみじみ。
平水差し
を使わせていただきました。
サザエの蓋置きも涼しげです。
主菓子は鶴屋さんの「清流」
お干菓子は京都の「長久堂」さんのもの。
どちらも涼感たっぷり
先ほど、
日本人の「空間」や「美」への配慮
について触れましたが、
着物もその美的配慮のひとつだというお話を
元来、着物には風景を描いたもの や
植物をえがいたもの が多いですよね。
(最近は動物や人のものも増えていますが・・・)
それは、それらの風景を着物の絵で表現し
その絵の主役を自分とするためだったそうです。
つまり、
着物を着ることで
まるで自分がその着物の風景のなかに佇むかのような感覚を
古来日本人は楽しんできたのだとか・・・。
また、
着物姿を見る側の人も
「着物=風景」「着手=主役」の感覚で着手の衣裳のセンスを鑑賞して楽しんだのだとか・・・。
このお話は、
大学で着物文化を研究されている教授からおうかがいしたのですが
「なるほど!」
と目からウロコでした
着物にも、掛軸にも、お茶の精神にも、
すべてに通じているのが
日本人の美への細やかな配慮
のように思えてきます。
さて、みなさん、
夏は、どんなお着物を着て
どんな風景の主役になりましょうか?!
べにや呉服店HP → http://www.beniya120.com/