ついに、やっと!書き始める事にしました!
シーザー流犬のしつけの方法を連載していこうと思います。
第一回目は、「シーザー流 しつけの基本①」について。
シーザー・ミランという人は、犬の本来の行動パターンを人間が理解することで、
問題行動を直していく、という手法を使っています。
シーザーの番組の中で繰り返し言っている、基本となる犬への態度について、書こうと思います!
【群のリーダーになる】
★群で生きる犬の世界
犬はもともと群で生活する生き物なので、リーダーがいる事が当たり前であり、
逆に言えば、リーダーがいない群などないのだそうです。
「強く賢いリーダーがいる群だ!」ということが、そのまま犬の安心に直結するそうです。
★犬は自分がリーダーになる事に抵抗がある??
「うちのわんこは自分がリーダーだと思ってるみたい」
とかそんな風に感じたりした人もいるんじゃないでしょうか?
でもそれは、その子が望んで取っている態度じゃないかもしれません!
先ほども言ったように、犬の群にはリーダーが必要不可欠です。
それなのに、自分のいる群にはリーダーらしき態度の人が見当たらない。。。
そう犬が感じてしまった場合、犬は「自分がやらなくちゃならぬ!!」と考えるようです。
結果として、犬がルールを決めて生活していく事になります。
逆に「リーダーじゃないと気がすまないと思ってるみたい」
という態度のわんこだとしても、そうとは限らないみたいですよ。
リーダーっていう職業自体が、なるべく避けたいくらい責任の重い仕事なんですって。
日本の首相みたいなもんですかね。
犬にとっては群の中が世の中のほとんどだし、
生きるか死ぬかは群のリーダーにかかってるんだから、重いと感じて然るべきですね!
だから、別の人がやってくれるなら、それは受け入れる事ができると思います。
★リーダーってどんな人?
では、どのような人(犬)が強いリーダーなのか?それは。。。
「毅然として穏やかな態度の人」
なのだそうです。
みなさんは、わんこが言うことを聞かないとき、どんな態度を取っていますか?
イライラしたり、赤ちゃんをあやすような態度を取っていないでしょうか?
犬にとっては、イライラも、あやすような態度も、「弱いやつ」という認識になってしまうそうです!!
言うことを聞かない時は、「穏やかに毅然と」犬を注意する事が大切です!
★毅然として穏やかな自分を作るには
「毅然と」「穏やかに」と言われても、なかなかできないよ。。。
という人に、シーザーはいつも「自分が穏やかで毅然としていると思う人物を想像してみてください」といいます。
ある出演者は「クレオパトラ」だ、と言っていました。
そうしたら、自分が「クレオパトラ」になったつもりで犬に接してみると、うまくいくようです。
もしくは、「仕事中の自分」に切り替えて犬に接してみてください。
仕事中はみんな神経を使って、真剣に他の人と意見交換したりしますよね。
そんな風に自分を切り替える事で「毅然として穏やかな態度」を作り上げます。
その上で、犬に対して自分が要求する事を伝え(注意し)ます。
次回は、その意思の伝え方、注意の方法について書いてみようと思います!