胸がドキドキしたこと

 

友達と初めてクラブに行ったとき、暗い部屋と爆音、大量の踊り狂う人に圧倒された。

私が行ったクラブでは女性限定エリアがあり、踊りと音楽目的の私たちはそのエリアに居続けた。

だが人が増えてきて、女性エリアがいっぱいなりエリア外で踊っていた。

友達はクラブに何度か行ったことがあり、知り合いを見つけて「少し挨拶をする」といい3分くらい私のそばから離れた。

その間にしつこい男から言い寄られて、困っていた。

対処法がわからないし、人がいっぱいで逃げ場がなかった。

そんな時、後ろから気配がして振り返るとセクシーな美女がいた。

美女は私にすり寄るようにセクシーに踊り、私の首に手を回して耳の裏にキスした。

それを見たしつこい男は怯んだ顔をしてどこかへ消えていった。

その後、美女は「大丈夫?」と言いながら私の頭を撫でた。

私は耳が赤くなるのを感じながら、ぽかんとして何も言えなかった。

すると友達が帰ってきて、驚いた顔をした。

美女と私の友達はクラブ仲間だったようだ。

その後3人で少しクラブで話した。

美女はセクシーダンスで男たちを引き寄せ、お酒を貢がせて楽しんでいた。

「クラブはこうやって楽しむの!」とキラキラとした笑顔で話した。

私はネオンの光の中で踊る彼女をみて、夜を制する人はこういう人なのかしらと思った。

なんだかきれいに思えたから、彼女の耳元で騒音に負けないように「綺麗ですね」大きい声で伝えた。

すると彼女は「久々に真っすぐにきれいなんていわれたわ」と少しうるんだ瞳で言った。

なんだか切なくなった。

その後彼女と別れて、私たちは踊り疲れクラブを後にした。

友達が彼女のインスタ教えようかといったけど、なんだか知らない方がいいと思い、その晩の思い出は耳の熱さとともに胸にしまった。
 

 

 

 

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